Music Gadget Lab

2012/03/11(日)


Windows8 Consumer Preview版をMacbook Airにインストールしてみた。

Windows 8 Consumer Preview

Prallels Desktop 6の仮想マシンで問題なく動作する。
パフォーマンスもそこそこ良い。
HDDは最低16GBが必要ということだが、Windows7もインストール直後でそれくらい使っていたので、肥大化したわけではなさそうだ。


で、予備知識なしの状態でしばらく使ってみたが、正直なところ、ユーザーインタフェースの変更はあまり良い印象は無い。
スティーブ・ジョブズが生きていたら、おそらく酷評したことだろう。


スタートメニューは無くなり、スタート画面になった。
MacのCommandキーを押せば、いつでもスタート画面を呼び出せる。

視覚的なデザインはiOSとは逆方向に、道路標識のようなシンプルさだ。
洗練されていると言えば洗練されている。
この「メトロUI」はWindows Phone用にデザインされたもので、ロンドンの地下鉄の標識をモチーフにデザインされたのだそうだ。



基本路線はタイル型メニューで、アプリケーションのアイコンも写実的ではなく記号的。
各アイコンはやや彩度を抑えた単色で表現されている。
それらがずらりと並ぶと、視覚的なインパクトはある。

だが、色彩に意味があるようには見えないし、アイコンも識別しやすいとは言いがたい。
それに、なぜアイコン同士をこんなにぴったりと近付けてしまっているのだろうか。

地下鉄は、路線ごとに色分けがされているし、標識はそれ以外のものに囲まれても目立つようにデザインされている。
メトロUIの当初のターゲットである携帯電話は画面が狭いから、アイコン間の距離を取るのは難しい。

そういった異なる前提条件で設計されたUIを、Windows8は咀嚼せずに取り入れてしまったように思われる。


操作体系も、何だかちぐはぐに感じられる。
Windows7よりも良くなったという感じがしないのだ。

Windowsには、XPの時から、「メディアセンター」というインタフェースが提供されている。
Windowsをリビングで使うための、リモコン操作を前提にしたインタフェースで、通常のWindowsとは全く異なるインタフェースだ。

Windows 8のちぐはぐ感は、マウスを前提としたWindowsと、リモコンを前提としたメディアセンターを切り換えながら使うのに似ている。
しかも、メディアセンターは嫌なら使わなければ済むのだが、Windows8の場合は、切り換えながら使うことを強制されている感じだ。



個別のUIパーツは、他から借用してきたと思われる部分もある。

たとえばカーソルを画面左上に持っていくと、タスクスイッチャが現れる。
これはOS Xの動作と似ている。
画面左下に持っていくと、スタート画面へのタスクスイッチャが現れる。
これは従来のWindowsの名残かもしれない。

だが、操作と機能のマッピングに疑問も感じる。
画面右上にカーソルを持っていくと、設定やシャットダウンを含むメニューが現れる。
このメニューに含まれる機能は結構重要な機能が多いように思うが、その割にはメニューを呼び出すための視覚的な手がかりが全くない。
Windowsユーザであっても、「右上隅」と知らなければ使えないということだ。

この操作をこの機能にマッピングすることは「正しい」のだろうか?

OS Xでも、画面左上隅がタスクスイッチャ、右上隅がデスクトップ表示にマッピングされている。
これらの機能は知らなくても困らないボーナス的な機能だし、そもそもOS Xは画面上部にメニューバーが固定されているので、メニューバーの隠し機能だと整理できる。

だがWindows8では、知らないと困る機能が視覚的な手がかりの無い操作にマッピングされている。
メニューバーが無いため、画面の隅にカーソルを移動すること自体、操作体系に自然に含まれているとは言えないように思う。



アプリケーションの一覧を表示する画面が「検索」と名付けられているのも違和感がある。
アイコンは虫眼鏡だし、Microsoft Officeだって検索と言えばテキスト検索と相場が決まっている。
しかも、このアプリケーション一覧の画面は、アイコンも字も小さすぎて見辛い。


こういった詳細は、「慣れれば問題ない」で片付けられてしまうのかもしれない。
Windowsは、以前からずっとそうだった。
しかし、新しい操作方法を覚えさせられるのは、いい加減うんざりしているのも正直なところだ。
それなりのメリットが無ければ、学習コストを払おうとは思わないものだ。

Windows8に劇的なメリットは無いようなので、デスクトップで使うならWindows7で十分だろう。
Windows8は、タブレットをメインに使う人のためのもので、たまにキーボードやトラックパッドを外付けしたときだけ、デスクトップ型UIに切り換えて使うことになるのではないかと思う。
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