5年ぶりの運転免許更新で感じた、変わらないこと

車はもうずっと運転していないが、運転免許は維持している。
5年おきの更新のタイミングがやってきたので最寄りの警察署へ。

窓口も手続きも、前回とほとんど変わっていない。
そこに結構な違和感があった。

まず受付で、送付されてきた案内はがきを提出。収入印紙を購入。
そして、写真撮影。プリントされた写真を手渡される。
次に、キオスク端末へ行き申請書を作る。古い免許証を入れると申請書を作成してくれてプリントアウトされる。
申請書と写真を持って別の窓口へ。ここで視力検査を受ける。
終わったら、時刻が書かれた紙を受け取って講習コーナーへ。約30分の講習を受ける。
それが済んだら再度窓口へ行って、免許証の受け取り方を選択して終了。

写真はデジカメで撮影したのに、わざわざ3センチ角のプリントアウトを作る。
申請書もデジタルで作成したのに、わざわざ紙のプリントアウトを作る。
紙のプリントアウトに写真のプリントアウトを貼り付ける。
免許証の写真は、この貼り付けた写真のデータをおそらく再スキャンするのだろう。
そして、免許証が出来上がるまでに4週間かかる。

いや、職員の再教育とか、もろもろ手間暇を考えるとこういう形態になってしまうのも分からないではない。
写真も、ここで撮影しなくて持ち込んでもいいことになっているしね。

それでも、こんなに紙にいちいち出力することには違和感がある。
デジタルの写真をデジタルの申請書に貼るところくらい、デジタル化したらどうか。
デジカメで撮影した画像データが、免許証にそのまま使われないのはなぜなのか。

職場では、プリンタに出力することはほぼ無くなった。
たぶん、年間で10枚も無いのではないか。
だからこそ、この「データの伝送に紙を使う」というやり方には違和感しかない。

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