3月に買ったCD l.e.d.はかなり素晴らしい&薬師丸ひろ子ベスト盤

2月ほどではないが、3月も結構いろいろCDを買った。
やはりオーディオを新調すると音楽が欲しくなる。
となると、結局CDを買うしかない。
最近日本の音楽市場も低迷していて、ベスト盤で何とか盛り返しているという話を聞く。
その原因の一つは、いまだに音楽メディアの最大公約数が結局CDだからではないだろうか。
今、音楽を楽しむ最も手軽な手段はiPodなのに、いまだにiTuneで配信されない音楽がある。
だからといってCDプレーヤー一式揃えるのは、やはりもう時代に合わなくなっていると思う。
さて今回良かったCDの一つは、薬師丸ひろ子のベスト盤「歌物語」。
薬師丸ひろ子は女優だが、透き通った、宝石のように輝く声を持っている。
私が一番好きな曲は「Woman “Wの悲劇より”」で、この曲のサビの輝きはたまらないものがある。

「歌物語」は2枚組で、過去の音源がデジタル・リマスタリングされている。
一聴してわかるくらいボーカルが前へ出てくるきれいなマスタリングだ。

井上陽水のアルバムは中古で購入。
この人の声も、薬師丸ひろ子にちょっと似た独特の輝きがある。
続いて、懐メロになってしまったが、尾崎豊を中古で2枚購入。
デビューアルバムとラストアルバム。
「十七歳の地図」とセカンドアルバム「回帰線」は、当時はよく聴いていた。
「放熱への証」は、リアルタイムでは聴いていなかったのだが、アマゾンのレビューを見ると評価する声も多いので、ちょっと聴きこんでみようと思う。

テクノでは、Orbitalのデビューアルバムと、あまり人気が無いらしい「Middle of Nowhere」を購入。
お目当ては、Middle of Nowhereの中にある「Know where to run」という曲。

以前、PlayStationのゲーム「WipeOut」のファンだという話を書いたことがあるが、「Know where to run」は「WipeOut3」の中に短縮版が含まれていて、この曲が結構好きだったのだ。
アルバム全体も、聴いてみたらどの曲も他のアルバムよりも構築が複雑で、なかなか佳作ぞろいだったのだが、なぜこのアルバムは人気がなかったのかよくわからない。
踊れないと言われれば、まあそうかもしれないが。

ジャズは2枚ほど。
「Night Lights」はスムースジャズの決定盤という話を「とりあえず、やるっきゃないでしょ!」というブログで読んで購入。
Sonny Clarkのほうは、以前購入したSonny Clark Trioが良かったので購入。

中古屋で見つけたPat Methenyのアルバムは即買い。
Pat Methenyにハズレなし。
聴いていてアレッと思ったのだが、このアルバム「Secret Story」の10曲目「As a Flower Blossoms (I Am Running to You)」には、矢野顕子がボーカルで参加していた。

調べてみたら、Pat Methenyと共作の曲「PRAYER」もあった。

矢野顕子と言えば坂本龍一、坂本龍一といえばYMO。
というわけではないが、細野春臣&高橋ユキヒロのユニット「Sketch Show」のアルバム「Audio Sponge」も購入。
同ユニットの「LOOPHOLE」はずっと以前買って、かなり良かった。
ずっと昔といえば、前世紀の話になるがNHKスペシャル「世紀を越えて」のサントラを中古で見かけたので捕獲しておいた。
この番組で「Adiemus」を知った人も多かったのではないか。
(自分はそれ以前から知っていたのだが、この曲はこの番組のために新たに作曲されたものなので、海外では知られていないかも?)

さて新しく買ったなかで一番の掘り出し物は「L.E.D.」というユニットのライブ盤、「in the universe」。
私の好きな、シンセサイザーの音色が効いたグルーブ感抜群のバンドだ。
このCDは素晴らしいライブ。
値段も安いので、フュージョンやYMOが好きな方には是非お薦めする。

4月17日に出るニューアルバム「in motion」も予約した。
非常に楽しみだ。

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