先月の出張で、衣類はキャリーケースに入れていった。
最近よくある、取っ手が伸びて引き手になるタイプの小型のスーツケースだ。
トロリーケースとも呼ばれている。
今回は事情により、荷物は飛行機の機内持ち込みにできることが必須だったので、必要な荷物は貴重品は先週書いたブリーフケース、衣類はキャリーケースに入れていった。
キャリーケースは探してみると種類も価格も豊富で、なかなか迷った。
結局購入したのはバーマス(BERMAS)のプレステージ(PRESTIGE)のSSサイズのネイビー。
機内持ち込みサイズのキャリーケースは、各辺の合計が115cm以内という航空会社の制約があり、容量は30リットル強が最大となる。
このプレステージは38cm x 54cm x 23cmで容量は32リットル。
正規の機内持ち込みとしては最大クラスの容量だ。
とはいっても、要は天井の荷物ケースに入れてフタが閉まればいいわけで、今回の出張ではデルタとユナイテッドと全日空の飛行機を使ったが、どこでも全く問題なかった。
キャリーケースの選択ポイントとしては、ソフトケースかハードケースか、キャスターが2輪か4輪かというあたりがまず大きい。
次にハードケースの場合はファスナー式かロック式か(ファスナー式のほうが若干軽い)。
そして(米国で必要な)TSAロックの有無、耐久性やデザインといったあたりだろうか。
ネットのレビューなどを確認して、引き手の耐久性に疑問がある場合は避けた方がよいと思う。
本来の使い方ではないのだが、階段など、つい引き手を持って本体を持ち上げてしまう場合もあるので、引き手の作りが弱いと致命的だ。
街中で眺めていると、ビジネスではソフトケースを使う人が結構多いように思う。
ソフトケースの方がデザインもビジネスっぽい感じではある。
ただ、ソフトケースの場合はメインの収納スペース1室+補助ポケットという構成になる。
また、容量もやや少なめのものが多い。
自分としては、今回も今後も、すべての荷物を機内持ち込みにしなければならないので、スペースが2つあって仕事着とそれ以外を分けられるクラムシェルタイプで、容量もできるだけ多いほうが良いと思い、ハードケースにした。
もっとも、ハードといっても金属ではなくポリカーボネートで、押すとペコッとへこむ。
キャスターは、4輪タイプなら自分の脇に立てて移動し、2輪タイプなら斜めに後ろに引く使い方になる。
4輪タイプを2輪タイプの使い方で使うと、2輪だけがすり減ってしまい、よくないそうだ。
自分は後ろに引く使い方だと、人にぶつからないか気にするほうなので、4輪タイプにした。
あと、横型と縦型という種別もあるが、横型のケースを使っている人をあまり見かけない。
ハードケースの4輪といっても、商品は沢山あり、価格も5,000円から50,000円超といろいろだ。
安いものは壊れやすいという見方もあるし、壊れて買い替えても惜しく無い値段だという考え方もある。
まあ、あまり高そうなケースを持っていると、盗難の被害を受ける可能性も気になる。
自分の場合は仕事での出張ということもあり、安くてあまり壊れやすいものは困る。
デザインもなるべく落ち着いたものが望ましい。
ということで、アマゾンのレビューとかも参考にして、最初に買おうとしたのは超軽量(2.1Kg)がウリのプラスワンのサーラス(Cirrus)ZIP。
だが、注文してから品切れキャンセルとなってしまった。
そこで再度探して、落ち着いたデザインが気に入ったBERMAS PRESTIGEにした。
重量も、Cirrusほどではないが、十分に軽い。
BERMASはドイツの鞄メーカーで、品質も安心できそうな感じだ。
色も落ち着いており、機能的に不足はない。
今回の出張でも、特に問題になるような点はなかった。
値段も安すぎず高すぎずなので、リーズナブルでおすすめだ。
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