未来的ジェスチャー入力デバイス、Leap Motionを購入

1年以上前から予約していた、Leap Motionが今日届いた。
米国のベンチャーの製品で、ジェスチャー入力ができる小さなデバイスだ。
価格は、予約者価格だけど確か$79だったと思う。
確か、数十万人が予約したということだった。

箱はこんなの。なかなかお洒落だ。ちょっとアップルっぽい。
黄緑色がコーポレートカラーらしい。

箱を開けると、こんなカードが。
「まったく新しい世界へようこそ」

カードをどけると、デバイス本体が登場。
この小さくてシンプルな感じが良い。

ドライバはネットからダウンロードする。
付属品は小さなマニュアルと、ケーブルが2組(長いのと短いの)。
ケーブルはデバイス側のコネクタが専用のものなので、無くしてはいけない。

で、肝心の使い勝手だが、意外と大雑把な感じだ。
フレームレートは非常に速い。
その分、USBポートはUSB3.0が望ましいだろう。
実際、私のPCのUSB2.0ポートでは取りこぼしが出ていた。
一方、位置認識の精度は、デフォルトでは、まあこんなもんかな…というところ。
しかし、コントロールパネルにインストールされる「Leap Motion Control Panel」で、Recalibrate Deviceを選択するとキャリブレーションしてくれて、精度がかなり上がる。
また、設定で正確さ優先か速度優先かを選択することもできる。
一度は試してみるのがお薦めだ。

アプリケーションは、まだまだこれからだが、アプリケーションストア「AIRSPACE STORE」に、既に色々なソフトが出ている。
使い勝手はソフトによって大きく変わるが、試した無料ソフトの中では「Block54」と「Painter+Freestyle」が割と良かった。

ただし一番面白いのは、Google Earthだろう。
特に専用のソフトは必要なく、オプションの「ナビゲーション」タブで「マウス以外のコントローラ」が有効になっていればそのまま利用できる。
この手のデバイス(Kinectとかも)で難しいのは、マウスのボタンに相当する「オン/オフ」を入力する方法が無いところ。
アプリケーションによるが、ボタンを押すには、
・カーソルをボタン上に一定時間ホバリングさせておく
・人差し指でポイントして親指を立てるか寝かすかでオンオフを表現する
などの古典的な方法を採っているソフトがほとんどだ。
ちょっと変わったところでは、Lotusというソフトは、メニューが番号(1~4)で表されていて、その番号を指を立てて指示する(2番ならVサインとか)というやり方をしていた。
というわけで、将来どうなるかはまだ分からないが、とりあえずなかなか面白いデバイスだと思った。
ちょっと腕が疲れるけど。

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