Oculus RiftとドラゴンとVR酔い

先週紹介したゲーム用HMD、Oculus Rift
既に様々なソフトが開発されているが、「Dragon」と題されたこのソフトは、ある意味ゲーマーの夢を真っ当な形で実現している。
[RELEASE] Dragon | VR Jam General Discussion | Oculus Rift Developer Forums
プレーヤーはドラゴンの背に乗り、地上から弓を射る敵兵士を、口から吐く炎で倒す。
映画「AVATAR」にも竜に騎乗するシーンがあったが、まあイメージとしてはあんな感じだ。
ちょっとプレーしてみたのだが、30分ほどでダウンした。
理由は、酔うのである。
乗り物酔いに近い感覚だ。
昔から「VR酔い」として知られてはいたが、自分がかかったのは初めてだ。
視覚から推定される自分の加速度と、三半規管が感じている加速度とのミスマッチが原因ではないかと考えられている。
ある程度は慣れることができるとも言われている。
飛び回るドラゴンの背に乗り、周囲を見回しているのだから、酔っても仕方ないのだが、とりあえずゲームを中断して休まなければならなかった。
もう一つの問題は、首が疲れる。
Oculus Riftは軽量のHMDだが、装着しているとやはり頭全体が緊張する感じがある。
その状態で上下左右をひっきりなしに見回しているのだから、気が付いたら首の筋肉を酷使している。
翌日になったら、首が筋肉痛になっていた。
まあそれくらい、HMDでVRの世界に入り込むのは面白いのだが、長時間の使用が難しいので、まだ試していないソフトが山積みの状態だ。

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