Ciess:サイバー空間の戦略ゲーム

Ciessは映画「マトリックス」風のサイバー空間の中でサーバを攻略していく戦略型のゲームだ。
Oculus Riftバージョンもあり、先のコンテスト「VR Jam」では優勝した。
Oculus Riftを使わない通常版もあり、こちらでもゲームとしては問題なく楽しめる。
Ciess – E McNeill
ルールはいきなり遊ぶとちょっと分かりにくいので、ここで解説しておく。
戦いの場はサイバー空間。球体は「ノード」で、ノード同士がリンクでつながっている。
ゲームの目標は、黄色いダイヤ状の「データ」(下図中央)を抱えたノードを攻略することだ。

ノードを攻略する方法は2つある。
1つは「ハック攻撃」、もう一つは「ウイルス攻撃」だ。
まず「ハック攻撃」だが、攻撃するノードを選択(カーソルを合わせて、↑キー)する。
このとき、カーソルを合わせると出てくる「Security値」に注目。
ノードを選択すると、下のような画面になる。
動き回っている青い四角が「セキュリティ・プログラム」で、先ほどの「Security値」はこのセキュリティプログラムの個数を表している。
個数が少ないほうが攻略しやすい。

ノードを攻略するには、「セキュリティ・プログラム」を「ハック」(カーソルを合わせて、↑キー)する。
ハックできる回数は、画面下部の赤丸で表示されている。
最初は1回しかハックできないが、お金をためて回数を増やすことができる。
ハックされたセキュリティプログラムは赤くなって静止し、だんだん大きくなっていく。
周囲の正常なセキュリティプログラムは、白血球のごとく、ハックされたセキュリティプログラムを襲ってくる。
正常なセキュリティプログラムとハックされたセキュリティプログラムが接触すると、どちらもだんだん小さくなり、最後には消滅してしまう。
接触した時点で、ハック済みセキュリティプログラムが十分大きければ、正常なセキュリティプログラムを倒すことができる。

セキュリティプログラムの動きは遅いので、たまたま他のセキュリティプログラムから離れているセキュリティプログラムが居たら、そのセキュリティプログラムをハックすると、他のセキュリティプログラムが襲ってくるまでに大きく成長させられる。
すべてのセキュリティプログラムが消滅するかハックされれば、ノードが攻略されたことになる。
ノードを攻略すると、ノードに応じた金額がもらえる。
このお金で「ハック」か「ウイルス」を購入することができる。

ハックをたくさん持っていれば、より強力な(Security値の高い)ノードを攻略できる。
「データ」を持っているノードが一番Security値が高いので、ハックを高めてそのノードを攻略しなければならない。
「ウイルス」は、ノードからノードへ勝手に伝染していき、伝染した先のノードを攻略することができる。
ノード攻略が終わったら、↓キーでノードから抜けてマップ画面に戻ることができる。
このマップ画面で、ウイルスをインストールする攻略済みのノード(赤色)を選び、スペースキーでインストールする。
インストールされたウイルスは、隣接するノードへ伝染していく。
ただしファイヤウォール(青い横ストライプ)でガードされたノードへは感染しない。
また、青いノードは、攻略するとウイルスを増やすノードになる。

従って、効率よくノードを攻略するには、ある程度多くのノードを攻略済みの状態で、残りのノードを一網打尽にするためにウイルスを使うとよい。
この場合も、攻略したノードに応じた金額が手に入る。
Ciessは今のところ無料で、レベル5まで遊ぶことができる。
Oculus Riftを使うと「サイバー空間に入った感じ」が楽しめるが、普通にWindowsのゲームとしても遊べるので、気になったらお試しあれ。

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