初音ミクと握手してきた

お台場で開催されたデジタルコンテツエキスポで展示されていたこのデモだが、Oculus Riftを使っているということで体験しに行ってきた。
デジタルコンテンツエキスポ2013:笑顔のミクさんが手を握ってくれた 「初音ミクの握手会」が実感ありすぎてやばい – ねとらぼ
ノートPCなのにCGが軽々と動いているなと思ったら、PCはマウスコンピュータのi410というゲーミングノートらしい。
手の部分は今回新たに骨組み+シリコンで作られたそうで、よくできていた。
動き自体は、ロボット的な振動(ギギギ、ガガガというような)も微かにあり、実感としてはアンドロイドと握手しているような感じ。
じゃあ実物大のロボット人形と握手するのとどう違うのか、というと、やはりOculus Riftで仮想の風景と仮想の初音ミクがなじんで一体感を出しているので、人形よりもCGのほうが、変な話だが実在感はあった。
あと体験して判ったのは、握手というのは相手との距離感を知覚する手段の一つとして、人間の意識に刷り込まれているのだということ。
Oculus Riftによって、初音ミクのCGとの距離は視覚で認識できる。
そこへ、さらに握手という形で触覚で距離を感じることの効果は意外と大きい。
触れるということは、「近くに居る」ことを確かな感覚として裏打ちするものなのだ、ということを実感した。
もしかするとスキンシップというのは、その効果が何かしら遺伝子に組み込まれているものなのかもしれない、と思った。

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