両手が使える3次元コントローラ「RAZER Hydra」を買ってみた

Razerといえばゲーム用のマウス等の入力機器でおなじみのブランドだが、「Razer Hydra」はちょっと変わったコントローラーだ。
Hydraでは、両手それぞれの位置や向きを入力できる。
机上に「ベースステーション」をセットし、ベースステーションからの相対的な位置が取得できるのだ。
アナログスティックも装備されているので、普通のゲームパッドの要素も備えている。
Oculus Rift用のソフトでは、Hydraを使って、バーチャル空間に自分の手を表示させるものがある。


Hydraが発売されたのは2011年8月
しかし、1.5万円という価格と、ゲーム用としてはそれほど快適ではないという評価のためか、現在国内では既に流通在庫は見かけない。
今回たまたま5,000円ほどアウトレットで売られているものを見つけたので、購入してみた。
(並行輸入品はAmazonで1万円くらいでマーケットプレイスで販売されている。)
バンドルされている「Portal2」もちょっとプレイしてみたが、FPSのように素早い正確な反応が要求されるゲームではないので、Hydraでも特に問題なく遊べた。
バンドル版には、Hydra専用の追加機能を使ったステージもある(まだそこまで遊んでいないが)。


3次元での位置検出も意外と安定しており、シビアなゲームはともかく、OculusRiftとの組み合わせでバーチャルリアリティを楽しむにはなかなか良いデバイスだと思った。
ちなみに、Hydraを開発したSIXENSE社では、現在新たな三次元コントローラ「STEM」を準備中。
これまたゲーム用としての評価はともかく、バーチャルリアリティ用のコントローラとしては非常に興味深いものになりそうだ。
STEM System | Sixense

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