
先日購入したマウスコンピュータの小型ゲーミングノートPC、G-Tune NEXTGEAR-NOTE i310。
このところ仕事が忙しくて、実はあまり触れていないのだが、この週末にもちょこちょこ使っていたのでレビューを少しだけ。
まずパフォーマンスはさすがで、NVIDIAのコントロールパネルでCore i7の内蔵GPUとGT650Mを切り替えて試してみると、フレームレートは段違いだ。
Core i7-3630QM内蔵のIntel HD Graphics 4000だと20fpsを切るようなシーンが、GT650Mでは60fps超えとなる。


上:HD4000 下:GT650M
もちろん熱はそれなりに出ているが、まだ長時間使用したことはないので、廃熱の性能は分からないが、使った範囲では不安になるほど熱くなることはなかった。まあ冬だし。
キーボードは、意外と打ちやすい。
ピッチは狭いし、配列もAltや右SHIFTが小さいのは若干不満だが、贅沢を言わなければ普通に使える。
もっとも、個人的には英語配列派なので、英語配列にできればベターだが。
aliexpressで、この機種用の英語キーボードがパーツとして売っている店があるが、さすがにキーボードを換装するとなるとリスクもあり悩ましい。
Aliexpress.com : Buy Laptop Keyboard For Clevo W110ER W110ERF M111X X M1110Q C M1100Q C Without Frame US United States from Reliable keyboard free suppliers on China RTD Laptop Part Co., Ltd.
トラックパッドは、問題点が二つ。
1つは、トラックパッドがパームレストと同じエンボス加工になっているために、特にトラックパッドの端を触ったときに、トラックパッドを触っているか否かの判別がつきにくいこと。
逆にエンボス加工のおかげで、トラックパッドとボタンの判別は付く。
2つめは、キー入力中に親指の付け根がトラックパッドに当たって、クリックしたと誤認識される場合があること。
現在のところ、トラックパッドの設定で「パームチェック」の値を最大に設定し、タッチ感度も下げて調整している。
これで解決すれば良いのだが。

ディスプレイは、TN液晶で視野角は狭いものの、もともと11.6インチというサイズなので視野角自体はあまり問題にならない。
色味は、i300では青っぽいという評価がネットのレビューでは多かったが、自分としてはそれほど気にはならない。
まあ、元が悪いので、少々調整したところでたかが知れていると思っている。
ひとつ誤算だったのは、Oculus Riftを使う場合、画面複製モードで使うことになるので、本体の解像度1366x768に縛られて、Oculus Rift側の解像度1280x800に合わせることができないことだ。
解像度設定は1280x768となるため、Oculus Rift側では画像が若干縦方向に引き伸ばされて表示されているはずだが、実際には違和感はなかった。
サウンドは、プリインストールされていた「THX」を使うと、確かにサウンドに広がりが出て悪くない。
これはCreative社のツールで、サラウンドやイコライジングが行える。
筐体が小さいので、音がこもりがちになるのは仕方ないが、ちょっとYouTubeの音楽を再生するには、THXは「無いよりは大分マシ」な音を出してくれる。
最後にストレージ。
今回購入したのは店舗オリジナルで、型番は一応ゴールドモデルなのだが、ストレージに関しては本来のゴールドモデルがハイブリッド1TB HDDなのに対し、通常の500GB HDDにグレードダウンされていた。
CrystalDiskMarkで測ってみたが、性能的には標準的なもの。
ただ、日頃SSDを使い慣れてしまうと遅く感じてしまうのも事実。
480GBクラスのSSDが安くなってきたら換装するかもしれないが、それまでこのPCが現役で居られるかどうか。
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