LaCieの外付け2TB HDDを購入

デスクトップPC用に、外付けのHDDを買った。
LaCieの外付ドライブ「minimus」の2TBの製品「LCH-MND020U3」で、インターフェースはUSB3.0。
これまでデスクトップ機のHDDは内蔵タイプをメインにしてきたので、ちょっとした方針変更だ。
今まで、デスクトップPC用には、概ね1~2年に1台程度のペースで新しいHDDを購入してきた。
デスクトップPCのHDDは2台と決めていて、新しいHDDを買うと、それまで一番新しかったHDDは残し、その次に新しいHDDはお払い箱にしてきた。
これには、
1.増大するファイルを格納するため
2.長期使用による故障リスクを回避するため
という2つの意味がある。
これまでの実績としては、お払い箱にするHDDの2倍の容量のHDDを買うことができていた。
また、HDDは可動部品がある以上、消耗することは避けられないので、故障していなくても一定期間使用してきたら新品に乗り換えるのは、保険のようなものだと思っている。
ちなみにタイミングとしては、現用より大容量の製品の価格が13,000円くらいになるのを目安にしてきた。
13,000円というのは、容量単価にしてリーズナブルになるラインがそのあたりと自分では考えているためだ。
ところが最近は、3TBのHDDを購入したのが2年半前で、それ以降はSSDしか買っていない。
理由は、4TBのHDDがなかなか値下がりしないためだ。
値下がりしないのは売れていないということで、つまりは一般的なPCユーザーにとっては、2TB~3TB程度で十分ということかもしれない。
しかし、私のHDDにはTV録画のデータなども増えてきていて、そろそろHDDの容量アップが必要になってきていた。
そこへ、LaCieの外付HDDのリユース品が格安で販売されているのを見つけ、とりあえずこれで容量問題を回避するために購入した次第。
容量は2TBで、価格は6,480円だったが、リユースということを考えるとそれほど激安というわけでもない。
ただ、販売元のロジテックからのリユース品なので、品質はそれほど心配ないと思われた。
実際、レビューを見ていても、リユース品は結構頻繁に販売され、動作は特に問題ないようだった。
届いた品のCrystalDiskInfoで調べたデータは以下。

ドライブはSeagateのST2000DM001、7200RPMの1TBプラッタ品で、評判は悪くない製品だ。
使用時間は23時間ということなので、リユースといっても大して使われていない。
CrystalDiskmarkによるベンチマークはこちら。

速度は申し分ない。
前回購入した3TBのHGSTを3GbpsのSATA接続にしていたときのベンチマークは下図のようだったので、これよりも高速だ。

3tb-bench.jpg

また、電源はPC側のオンオフに連動してくれるし、発熱なども特に問題はなかった。
なお、このHDDの利用にあたって、ドライブ暗号化ソフト「TrueCrypt」も導入してみた。
これは仮想ドライブ型の暗号化ソフトで、HDDにはドライブイメージのファイルが保存される。
そのイメージファイルをマウントして仮想ドライブとして利用するのだが、イメージファイルの読み書きは暗号化されているため、パスワードを知らないとマウントすることはできないようになっている。
いったんイメージファイルにするのはややこしいようにも見えるが、別のHDDに移行する際にはイメージファイルを単に移動すればいいので、ハンドリングはお手軽だ。
詳しい利用方法などはこちら。
外付けハードディスクを暗号化してセキュリティー対策 | データ復旧大図鑑 – 自分で解決!ファイル復元
暗号化ソフトは処理のオーバーヘッドが気になるが、ベンチマークを取ったところ、下図のように1割程度スループットが低下するだけで、全く問題なかった。

TrueCryptはオープンソースなので将来的に使えなくなる可能性も低く、お薦めだと思う。

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