Windows MCEのユーザインタフェース

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今週はWindows XP MCEで使えるようになったメディアオンラインサービスをちょこちょこ利用していた。

で、思うのが「ユーザーインタフェース悪すぎ!!!」ということ。

上の画像は「ロイターニュース」(左上)「GyaO」(右上)「BIGLOBEストリーム」(左下)「バンダイチャンネル」(右下)の4つのサービスの画面だ。

「ロイター」「バンダイ」は左側のメニューでジャンルを選び、右側のサムネイルでコンテンツを選択するというスタイル。

「GyaO」はジャンルはなくて、右側のリスト(階層なし)から直接コンテンツを選択。
「BIGLOBE」は左側の階層メニューだけを使ってコンテンツを選択。

どのやり方が良い悪いという話ではない。どれも、独立したサービスとしてはそれなりの出来である。

問題はMCEのメニューのひとつとして見せるには、あまりにもユーザーインタフェースに統一性がないこと。オンラインサービスを選択した途端に、MCEの世界がガラガラと崩れていくのだ。マイクロソフトはユーザーインタフェースのガイドラインのようなものを出していないのだろうか。

そもそもユーザーインタフェースのデザインまでコンテンツプロバイダにお任せ、というのも、今時のサービス提供スタイルとは違っていると思う。

コンテンツプロバイダには「コンテンツ」と「メタデータ(番組名、ジャンル、サムネイル等)」だけを提供してもらう。
番組メニューは、集まったメタデータを用いてサービスプロバイダ(この場合はマイクロソフト)が提供する。

そうやってユーザインタフェースを統一できる仕組みにしておかないと、コンテンツプロバイダが増えてきたら手が付けられなくなってしまう。

言うまでもなく、iTunes Music Storeはそうやっているワケで。
サービスモデル自体が違うので単純な比較はできないが、iTunesの映像配信はブレイクするかもしれないけれど、MCEは今のままではダメだろう。

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