ずっと憧れだったスウェーデンのシンセサイザー、Clavia Nord Lead2のラックマウント音源、Nord Rack2を中古で購入した。
初代Nord Leadの発売は1995年。
楽器屋(確か、秋葉原にあったらラオックス楽器館)で触って衝撃を受けた。
すごい音だった。
しかし当時はENSONIQ KS-32を買ったばかりだったし、確か16万円くらいで4音ポリというスペックはかなり限定されるイメージもあった。
その後、Nord Lead2になって16音ポリになり、とても欲しかったがなかなか手は出せずじまい。
そうこうするうちにNord Lead3が発売されると、「ん?昔と音が変わったかな?」と感じ、物欲は減退。
公私共に忙しい時期だったこともあり、ついに入手することは無かった。
だがそれでも、あの音と、ツマミの触感を忘れることは無かった。
折に触れ、入手したい気持ちが頭をもたげていた。
先日、KORGのmonotronシリーズを買っていじったことで、何度目かの物欲に襲われ、ネットで検索していたら程度の良さそうなNord Rack2を発見。
ついに買ってしまった。
価格は税込み45,662円だった。
オークションとかだともう少し安いかもしれないが、今回の品はマニュアルやラックマウント金具なども完備しており、本体の状態も良かったので満足している。
それにしても、このツマミ! 出音もだが、ユーザーインタフェースにも惚れた。
ちなみに現在、後継機のNord Rack 2Xはまだ新品が入手可能だ。
しかし、2Xと2はDACが違う関係で、音が微妙に異なるらしい。
私が惚れたのはあくまで初代と2の音なので、今回2の状態の良い中古が入手できたのは本当に良かったと思っている。
なお、最近2Xの後継としてNord Lead A1/Nord Lead A1R(ラック音源)が発表された。
リバーブやコーラスなどのエフェクタも搭載され、20音ポリと確実にスペックアップしているようだ。
エフェクタが搭載されたのはライブに使うなら便利だろう。私には関係ないけど。
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