
Xperia Z1fと一緒に使うBluetoothのヘッドセットを購入。
5,000円弱と安くはなかったが、それでもこの手の製品としてはリーズナブルな価格帯だ。
目的は、イヤホンを高音質にワイヤレス接続することで、通話用のヘッドセット機能は不要。
接続するイヤホンを交換できることが最低限の条件だった。
このSBH50は、有機ELディスプレイで曲情報、SMSや電子メールや通話の着信情報などが表示でき、単体でFMラジオとして使うこともできる。
加えて音質、利便性も申し分ない。
Xperiaに先日買った64GB microSDをセットして、音楽プレーヤーもiPod touchからこちらに乗り換えることにした。
一週間ほど使ってみた感想としては、一番気になっていた音質は全く問題なし。
もちろんBluetoothなので、音切れ・音飛びは若干発生するのは仕方が無い。
ただ、接続自体が切れてしまうというような問題は生じなかった。
接続が維持されていれば、ホワイトノイズやこもり等もなく、良好な音質だった。
ヘッドホンとしてScosche RH1056mdやPhilips SHE9700を使ってみたが、直結した場合との音質差はほとんど感じられなかった。
付属のヘッドホンも、低域は出し切れていないものの、価格を考えれば十分良い音質だ。
このあたりはさすがSONYで、安心感はある。
以前購入したLogicool TH600は結構ホワイトノイズがひどかったのだが、SBH50はホワイトノイズは皆無と言って良い。

NFCのおかげで、上の写真のように本体とスマホをタッチさせるだけで接続・切断ができるのも嬉しいところだ。
実際に使ってみると、小さいヘッドセット本体のボタンや、スマホのアプリの操作をする必要が無いのは想像以上に便利だった。
また、専用の常駐アプリがGoogle Playに用意されており、これを使うと電子メールの着信等の情報をSBH50のディスプレイに表示させることも可能になる。
今回、購入前にいろいろと調べたのだが、Bluetoothヘッドセットは色々出回っているように見えて、実は音質重視・イヤホン交換可を条件にすると選択肢はあまり多くない。
このSBH50以外に、候補にしたのは以下のもの。
・SONY SBH20(約3,200円~)
ディスプレイやFMラジオは無く、より小型。
ただし電池も小さいので使用時間がSBH50よりも限定される。
・SONY MDR-EX31BN(約6,500円~)
ノイズキャンセリング機能を搭載。AAC、aptX対応。
・エレコム LBT-PAR500AV(約3,900円~)
ディスプレイやFMラジオは無し。ヘッドホンは付属しない。AAC、aptX対応。
・Jabra Jabra TAG(約6,500円~)
ディスプレイなし。FMラジオ付き。
ここに挙げたものは、どれもイヤホンは交換可能だし、音質もそれなりの評価を受けているようだ。
選択のポイントとしては、まず電池の容量だろう。
ここは個人の使い方にもよるので、なんとも言えないが、毎日充電というのは個人的には避けたい。
ノイズキャンセリングやFMラジオも個人として必要かどうかだが、私自身は必要性を感じない。
AACやaptX対応は、重要ではないと思うが、これについては別記事で少し詳しく書いた。
おおよそ上のような視点で考えて、SBH50は
・このクラスとしては価格は中央値あたり
・電池持ちも良く
・比較的良いイヤホンが付属し
・ディスプレイで色々な情報を表示できて
・おまけにFMラジオも付いている
ということで、総合的に見て良さそうなので選んだ。

というわけでSBH50には概ね満足しているのだが、最後に一つだけ苦言を呈するとすれば、デカデカと印字された「SONY」のロゴだろうか。
まるで1980年代のデザインセンスと言わざるを得ない。
何しろXperia本体に印字されているロゴよりも大きいのだから。
コメント