ワンセグ全録レコーダー「ARecX6」を購入

近所のPC DEPOTで放送全録画サーバが特売品になっていたので買ってみた。
ソフィアデジタルという会社の「ARecX6 チューナーレコーダー」という製品で、店舗の価格は15,000円だったが、特価12,000円（税別）だった。
PC DEPOTオンラインショップでも現在税込14,500円となっている。
【2015/1/3追記】2014年12月26日付けで、ARecX6事業はソフィアデジタルから株式会社ザッピィへ事業譲渡されたとのこと。サポート等も含め、同社が事業をすべて引き継ぐ模様。

普段テレビをほとんど見なくなって久しいのだが、今回の台風のように気象情報をはじめ、ニュースなどリアルタイムな情報はやはりテレビは強いし、Webと違って音声があるので、ながら視聴ができるというメリットも実はある。
欠点は検索・オンデマンド視聴ができない点なので、全録画サーバ自体は以前からちょっと興味はあった。
この製品は、ワンセグ放送を６チャンネル同時に録画できるというもの。
同種の製品では、８チャンネル同時録画でライブ視聴も可能な「ガラポンTV四号機」が有名だが、そこまでTVフリークでない私にはこの製品でも十分だろう。
【小寺信良の週刊 Electric Zooma!】第463回:6chワンセグ丸録り! 「ARecX6 チューナーレコーダー」 -AV Watch
６チャンネルだと、関東の民放キー局５局＋ＮＨＫ総合・教育だけでも７局になるので、全チャンネルを録画することはできないが、一番視聴する可能性が低いフジテレビをパスした。

製品は安っぽいデザインではあるが、金属シャーシで放熱等も問題なさそうだ。
底面積はA5サイズ。
背面には電源、USB、eSATA、LAN、それにアンテナ接続端子がある。
WiFiは搭載されていない。
HDDは、外付けHDDも使えるが、NASがあればそれも使用できる。
私はとりあえず今使っているNASにARecX6専用のアカウントを作り、サイズ制限をかけて運用してみることにした。
帯域としては、概ね450Kbps×６チャンネル＝2.7Mbps程度あればよいので、大した負荷ではないだろう。

付属品は小さなACアダプタと、磁石で取り付けられるワンセグアンテナ、それに普通のアンテナ端子（F型コネクタ）を接続するための変換アダプタ。
ちょっと使ってみた感触としては、ソフトウェアは、発売から４年以上経っているためか、結構枯れて安定してきているようだ。
管理用のソフトウェアがWindows/Macそれぞれに用意されているが、実際にはほとんどの設定・管理作業はWebを通じて行う。
録画した番組の視聴自体も、Webから行える。
こちらはＰＣでの視聴。
縦長デザインにしているあたり、ながら視聴というニーズをよく解っているなという感じだ。
動画再生はFlashなので、Flashの動くブラウザが必要。