CUBE iwork7の使いこなしメモ

昨年末に購入した小型軽量Windowsタブレット「iwork7」。
そろそろ1か月が経過したので、もう少しレビューしてみる。
使用頻度は、実はあまり高くはない。
通勤中はAndroidスマホのほうが通信もできて小型で使いやすいし、家ではノートPCのほうがキーボード一体型で画面も大きく使いやすい。
Windowsタブレットはどうしたって2番手になってしまう。
もっともこれはiPadも同じことで、最近は個人的にはiPad miniの出番が大幅に減っているのだが。
とはいえ、このサイズ、この重量で完全なWindowsマシン、というのは昔からPCを使ってきた(そう、今年はWindows95の発売から20年になるのだ!)人間にとっては、やはり心躍るものがある。
なので、ちょっと無理やりにでも使ってしまおうという感じなのである。
そのためには、まずは何といってもキータッチの良いbluetoothキーボード、それもできればポインティングデバイス付きのものがあると良い。
タブレット対応でスタンドがついているものがあればなお良いが、三拍子そろった完璧な製品は今のところ見かけない。
私は先日紹介したThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボードと、ほかにエレコムのTK-FBP037BKを使っている。
後者は小さなトラックボールがキーボードの右肩についているもので、PC用というよりリビングやゲーム機で使うことを想定したようだ。
トラックボールは使いやすいとは言えないが、小型軽量なので持ち運びには向いている。
ただ、すでに終息製品になっており、後継機は出ていない。

スタンド付きでないキーボードの場合は、タブレットスタンドが必要になる。
私のおすすめはダイソーで売っている「FOLDING SMARTPHONE STAND」だ。

傾斜角は2段階に切り替えられるし、色もiwork7と合っている。
横置きはもちろん、縦置きにした場合でも安定性は問題ない。


もう一つダイソーのおすすめは、保護フィルムだ。
iwork7のディスプレイには、普通のスマホと同じくフィルムが(たぶん飛散防止用)貼られているが、これがどうも傷がつきやすい。
一か月持ち歩いただけで、細かい傷がいっぱい入ってしまった。
傷が入ると、それに沿ってディスプレイの光が流れてしまうので、見た目にも良くない。
ダイソーの「多目的フリーサイズ画面保護フィルム(8インチ用)」は、カットせずにそのままiwork7で使える。
ディスプレイ側カメラのすぐ下から貼れば、ディスプレイの上下に1cmずつはみ出るくらいの位置に収まる。
せっかく安く買ったiwork7だけにあまりお金はかけたくない、と思うならピッタリだ。

キーボードを使わずに操作する場合は、TouchMousePointerというユーティリティが非常に便利。
タッチパネル画面の一部をタッチパッドとして使うもので、マウスカーソルが表示されるようになるのでクリックしたい場所を正確に指示できる。
あとは利用法だが、自炊書籍ビューワとして使うのは悪くないと思う。
iPad miniでも良いが、より軽く、幅が狭いために持ちやすい。
ビューワのおすすめは「nyalu」という無料アプリ。
Kindle for PCは、残念ながら現時点では落第だ。
ページめくり用ボタンを表示するためだけに、左右に広いエリアをとってしまい、狭い画面がさらに細長くなってしまう。
タブレットでの利用を想定したとは思えないデザインだ。
Kindleのコンテンツを見たければ、Kindle Paperwhiteのほうが遥かに良い。
ちなみに、iwork7のAndroidとのデュアルブート版も発売されるそうだ。
約1万円でデュアルブート/280g/7型『CUBE iWork7 双系統版』販売開始/スペック
個人的には、ストレージが分割されてしまうことを考えると、あまり魅力的には思えないが…。

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