Amazonを見ていたら、7インチタブレット用の安いキーボード付きケースがあったので、iwork7用に買ってみた。
キーボードはMicroUSB接続で、ポインティングデバイスはない。
キーピッチが狭いのでタイピングは快適とは言えないが、一応ブラインドタッチが可能だ。
大きさ、価格の割には(そしてケース付であることを考慮すれば)、結構良いキーボードと言える。
また、ケースは背面に支えが付いており、ディスプレイを支えることができる。
タブレットを押さえる爪は、下部に2つと上部に1つで、上部がばね式になっているためiwork7にぴったりフィットする。
ベルトにはマグネットが付いていて、閉じた状態をキープできる。
閉じれば、大きめのシステム手帳のように見える。
裏側はディスプレイの支えがあるが、これも収納時はマグネットでロックされるのでぶらぶらすることはなく、見た目には意外と大きな違和感はない。
重さはiwork7を含めて560g。
ちょうどiwork7本体の2倍だが、ノートPCと考えれば軽量だろう。
この製品は、iwork7用として「とりあえず」の外付けキーボードとしても悪くないのだが、それ以上に重要なのは、これによってiwork7をモバイルPCとして使う上での「手軽さ」が大幅にアップするということだ。
現状、WindowsタブレットはAndroidやiOSに比べ、あまりアドバンテージがない。
となるとタブレットの枠を超えた「PCらしさ」に期待したくなる。
しかし、Windowsタブレットを「PCらしく」使おうとすると、スタンドとキーボードを設置しなければならない。
この「簡易組み立て作業」がわずらわしいのだ。
ノートPCが「取り出して、開く」というアクションですぐ使い始められるのと比べ、手間がかかるのは否めない。
その点、このようなキーボード付きケースにiwork7を入れておけば、簡易組み立て作業を省略でき、ノートPCの使い勝手に近づけることができる。
これは意外と大きな効果があり、家の中でもこれまでノートPCを使いがちだったのだが、iwork7の使用頻度が上がってきた。
タッチ操作は若干扱いにくい感じも残るが、これもBluetoothマウスを組み合わせれば、よりノートPCに近づけることができるだろう。
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