DMC-G7、コスパは非常に高い

先週購入したDMC-G7+14-140mm、まだ実質数時間しか使っていないが、とりあえずこれまでのところの印象をまとめておく。
まず、ポータビリティ。
軽さは期待通りだ。
10倍ズームレンズと合わせても675g。
APS-Cなら1Kg超になるところだろう。
大きさは、小さすぎず大きすぎずというところ。
持ちやすさは良好だ。
下はD5000+17-50mm(左)、DSC-HX1(右)と並べてみたもの。
さすがにHX1よりは大きいが、高さは実はあまり変わらない(HX1:83mm、G7:86mm)。
横倒しにすればこのショルダーバッグにも何とか入る。

次に画質だが、レンズと合わせての評価になるが、期待以上によく写る。
ファミリー向けとして必要になる水準は軽く凌駕している。
細かいことを言えば、広角側で周辺が流れたり、望遠側で絞らない場合に周辺光量落ちが見られるといったことも若干あるが、キットレンズの10倍ズームはもっとダメでも仕方がないと思っていた。


DMC-G7 + LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6(140mm, F5.6, 1/320sec)

等倍切り抜き

また、オートフォーカスは非常に高速で正確だ。
これまで使っていたE-PL2はオートフォーカスの遅い機種なので、ギャップが激しい。
露出は、若干オーバー目になっているように感じたが、これは中央重点測光(自分はどのカメラもこれにしている)のプログラムの違いかもしれないし、カメラ内現像プログラムの設定(現在はNATURALで使っている)の影響かもしれない。
とりあえず、露出補正-1/3をデフォルトだと思って使っている。
また、生成されるJPEG画像もデフォルトでは彩度高め、コントラスト高めで、昔のコンデジほどではないが若干人工的な絵作りだ。
そのままだとちょっと色味がこってりしすぎて、くどい感じがする。
設定は全く追い込んでいないので、これからいろいろ試してみるつもりだ。


DMC-G7で生成されたJPEG(設定:NATURAL)

実際はこんな感じだったかな。枯れかかった花を生き生きと描いてどうすんだ。

ユーザーインタフェース。
GUIは良好。きびきび動く。
メニューも分かりやすい。
このあたりは、最新機種のありがたみを感じる。
そしてEVFも見やすくて素晴らしい。
ダイヤル、ボタン類も配置や操作感に今のところ大きな不満はない。
シャッターボタン周りの2つのダイヤルは、はずみで触って値を変えてしまわないように、もう少し固いほうが良いかもしれない。
シャッター音はあまり甲高くなく、けっこう好みだ。
DMC-G7シャッター音
また、電子シャッターのみを使用するサイレントモードがあり、音楽系の発表会など静かに撮影したい場合に効果を発揮しそう。
機能面では、4Kフォトは面白い。
購入前はそれほど重視していたわけではなかったが、機能として分かりやすいし、出てくる絵もなかなかのものだ。
動画については、今はまだあまり使っていないので触れないでおく。
総評としては、多目的に使えるカメラとして、コストパフォーマンスは非常に高いと思う。
耐久性は分からないが、軽くて取り回しやすく、画質もポテンシャルは高い。
4Kフォト、4Kビデオ、豊富なボタンやダイヤルなど、機能面でも十分に満足感が得られる。
ただしJPEG画像は強い味付けがあり、RAWデータの保存を強く推奨。
参考に、他のレビュー等へのリンクを以下に貼っておく。
Panasonic Lumix DMC-G7 Review: Digital Photography Review
Panasonic G7 Review – Conclusion
[PY] フォトヨドバシ Panasonic LUMIX DMC-G7 実写レビュー | photo.yodobashi.com |
新製品レビュー:パナソニックLUMIX DMC-G7(実写編) – デジカメ Watch

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