Pocket CHIPという携帯型ゲーム機が米国のベンチャーから最近発売されたようだ。
1GHzのARMにMALI400GPU、512MB RAMというRaspberry Pi相当のエンジンに、WiFi、Bluetooth、470×272ピクセルの4.3インチカラーLCD(抵抗膜タッチ入力つき)、簡易キーボード、内蔵バッテリ、という構成。
これで現在は$69+送料という価格だ。
Get C.H.I.P. – The World’s First Nine Dollar Computer
とんちき録: 8bitゲームマシン・コンピューター 「PocketC.H.I.P.」 プレオーダー受付中
とんちき録: 8bitゲームマシン・コンピューター 「PocketC.H.I.P.」 目次 【まとめ記事】
ソフトウェア的にはLinuxマシンで、その上で「Pico-8」というゲームプラットホームが動作する。
これはPocket CHIP用ではなく汎用の「8ビットゲーム機風仮想マシン」で、結構いろいろなソフトが制作されているらしい。
このPico-8専用の携帯ハード、というのがPocketC.H.I.P.の当初のコンセプトだったようだが、現在ではNES(ファミコン)やPlayStation、DOS機などのエミュレータも動くようになっているそうだ。
ハードウェアはちょっと寄せ集め感が拭えないが、もう少し洗練されてくれば、意外とコンピュータ好きの子供向けに良いかもしれない。
ちなみに、ちょっと趣向は違うけど、こちらの「Tiny Arcade」もちょっとそそられるものがある。
こちらはプログラミング入門者向きとは言えないけれど。
Tiny Arcade – TinyCircuits
ぎりぎり携帯可能なLinuxゲームマシン Pocket CHIP

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