USB顕微鏡とUSB内視鏡を買ってみた

最近少しだけTwitterで話題になっていたUSB顕微鏡を買ってみた。

ペンシル型のwebカメラにLEDライトが組み合わさったもので、スタンドも付属する。
だいぶ前にも同様のUSB顕微鏡を買ったことがあったが、もう7年以上も前のことだ。

今回の製品は、解像度が1270×720ピクセルとHDクラスで、金属製のスタンド(組み立て式)が付属する。
スタンドから外してペン型スコープとして使うこともできる。

ペンの根元の部分がフォーカスリングになっていて、最遠端では普通のWebカメラのように写せる。(もちろん、歪むしWebカメラとしては画質も良いとは言えないが。)

最近端では拡大率200倍という触れ込みだが、それは大げさとしても、髪の毛の太さが画面上では1cm以上になるのだから、0.1mm→1cmと考えると倍率100倍はありそうだ。

光学系が割とよくできているようで、写りそのものはかなり良い。
ただし普通のCMOSセンサなので、撮影中に手振れすると盛大に歪む。
従って顕微鏡として使うには、付属のスタンドが必須。

このスタンドも加工精度が高いようで、ぐらつきや引っかかりはあまり無かった。

照明用のLEDの光量は、USBケーブルの途中にあるダイヤルで調整できる。完全に消灯することも可能だ。
このあたりも、ちょっとしたことではあるが良く出来ている。

ドライバは標準のUSBカメラのドライバのようだが、専用のアプリケーションはダウンロードしたほうが便利だ。

PC用:http://www.teslink.com/ntcsl.zip
Android用:http://www.teslink.com/ntcsl.apk

髪の毛

印刷物の網点

一万円札

ちなみに以前購入した実体顕微鏡で一万円札の福沢諭吉を撮影した画像はこちら(40倍)。

メーカーはTeslongという会社らしい。
もちろん中国の会社。
価格は4000円ほどだった。

同じ会社の製品でファイバースコープみたいなのもあったので、こちらも同時に買ってみた。
防水で、ケーブル長は5m。

こちらは固定焦点で、約5cm先にフォーカスが合う。
撮影できる領域は4cm×3cmくらいだ。

解像度は、最大では1600×1200ピクセル。
一応200万画素だが、この解像度では3fpsしか出ない。
生の画像データをUSB2.0で送るのだから、これが限界なのだろう。

本体にMJPEGエンコーダが入っているらしく、MJPEGで撮影することもできるが、その場合は1280x720x30fpsが最大解像度だ。
ただし、1280×720の画像は1600×1200の画像の中央部分を切り取っているらしいので、拡大率や解像度という意味では遜色は無い。
口の中を覗いて歯の様子を見るくらいは簡単にできるので、持っていると意外と便利かもしれない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました