ミキサー(MACKIE MS-1202 VLZ)修理

ずっと以前から使っているミキサー、マッキーの1202 VLZ。
購入したのは1996年ごろなので、年代ものである。
まあ、ずっと使っているといっても毎日電源を入れているわけではなく、トータルの使用時間で考えたら1年か2年なのではないかと思う。
このミキサーだが、少し以前から右チャンネルだけ音が出なくなった。
大音量の信号を流すと、ガサガサといってから急に音が出るようになるのだが、電源をオフにしてしばらくすると元通り、音が出なくなる。
これは経年劣化でハンダ付け部分かどこかの接点が酸化し、接触不良になったのだろうと思った。
昔のテレビは、叩くと直る、という話があるが、これは実際そうで、経年劣化による接触不良は振動で一時的に導通することがあるのだ。

裏蓋を開けて、電源を入れた状態で基板をドライバーの背で叩くと、はたして音が出るようになったり出なくなったりする。
今回の現象はメインミックス信号で起こっているので、写真左下のあたりのどこかが接触不良。
ハンダ付け部分を片っ端からハンダごてで突っつく。
運よく不良部分にヒットすれば、いったんハンダが溶ければ接触不良は解消するはずだ。
結局、どこの位置に原因があったのか分からずじまいだったが、音は出るようになった。
気を良くして、同じく結構年代もののMIDIインタフェース「MOTU MicroExpress」の内蔵電池を交換。
こちらは、蓋を開けて交換するだけ。
電池はCR-2032。
説明がこちらにあった。
MOTU.com – My MIDI Express, Micro Express, Express XT, MIDI Timepiece II, MIDI Timepiece AV loses its settings

写真の左下の丸いものが電池ケースだ。
手前部分に、電極兼電池押さえの金具がついているので、ドライバの先などでちょっと手前に金具を押せば、電池を取り出すことができる。

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