HDMIの映像信号をUSBから取り込むキャプチャーユニットを買ってみた。
プリンストンの「デジ造映像版HD」(PCA-HDAVMP)という製品で、アウトレットで税込み9980円だった。
「HDの映像をキャプチャしてH.264にハードウェアエンコードするユニットが1万円切りか!」
と、ちょっと驚いてしまったのだが、アウトレットでなくても1万円台前半のようだ。
もうHDとかH.264とかいってもごく普通の規格になってしまったのだなあ…
ちなみに、この製品は富士通のチップを使っていて(ドライバが「Fujitsu H5x」になる)、写真を見る限りほぼまったく同じハードと思われる製品が、以下のようにいくつか販売されている。
デジ造映像版HD PCA-HDAVMP | ビデオキャプチャーユニット | 製品案内 | 株式会社プリンストン
スマホ録画対応 HDMIビデオキャプチャー (DN-913909)の通信販売【上海問屋】 | 上海問屋
PCいらずでスマホにダイレクトキャプチャー | スマートフォン関連 | サンコーレアモノショップ
Android対応HDビデオキャプチャー REX-HDVC1[RATOC]
ソフトウェアのほうは若干差分があって、WindowsとAndroidはどれも対応しているが、Macにも対応しているのはプリンストンだけのようだ。
価格的にはサンコーや上海問屋のほうが若干割安ではあるが、Mac対応ということを考えるとプリンストンがお得な気がする。
また、実は今回買った製品は初期不良があって交換してもらったのだが、そういったサポートも含めるとメーカー品は安心感がある。
Windows/Android対応だけなら、上海問屋の製品がアウトレットで5000円切りと安い。
使い勝手だが、おそらくキャプチャユニット側で映像をH.264にエンコードしてからUSBで伝送し、プレビューはそれをデコードして表示しているので、かなり(1~2秒)遅延がある。
これはH.264の圧縮方式の特性上やむを得ない。
今回はPCの画面をキャプチャしたのだが、プレビュー画面を見ながらPCを操作するのは無理があり、そういうことをする場合にはHDMIスプリッタがあるほうが良いだろう。
画質は、とても良いというほどではないが、HD映像として、まあまあ満足がいくものだ。
キャプチャモードは高品質、標準品質、低ビットレートの3種で、高品質でのビットレートは15.5Mbpsくらいだった。
高品質モードだと、PCのブラウザ画面などをキャプチャしても、文字などは問題なく読める。
ただ、よく見るとアイコンなどは、圧縮の影響で少し輪郭がにじんでいるようにも感じられる。
フレームレートは確実にキープされるので、ソフトウェアのデスクトップキャプチャツールで録画するよりは高画質と言えそうだ。
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