異常に音が良いパワードスピーカー「iLoud micro monitor」

IK Multimediaのパワードスピーカー「iLoud micro monitor」を購入した。
このスピーカーは、氏家克典さんの最近のレビュー動画によく登場していた。
すごく小型のスピーカーなので、気になって調べてみたらこの製品だということが判明した。

一見、普通のPC用スピーカーに見えるが、実はDSPを内蔵して演算によりフラットな周波数特性を実現した、ハイテク製品なのだ。
同様の製品では、以前もちょっと言及したEVE Audio SC203がある。
iLoud micro monitorは、SC203よりもちょっと安く、4万円を切る。
とはいえ、高額支出ではあるので躊躇していたのだが、オークションで使用3ヶ月の品を見つけ、28000円で落札してついに入手してしまった。
サイズは本当に小さい。
今使っているPIEGA TS3もオーディオ用としては限界に近いほど小さいが、それよりも二周りくらい小さい。
冒頭の写真は、TS3の上にiLoud microを載せた状態だ。
ただし、左右のスピーカーを接続するケーブルは直径1cmくらいと、下手なスピーカーケーブルよりも太い。
そして、ACアダプタはノートPCのそれに近いほど、デカい。
ハイテク機器だから、と思えば不思議ではない。

そして、肝心の音だが・・・
まずはジャズをちょっとかけてみた。
Bill Evans Trioの名盤「Waltz for Debby」の1曲目。

おお・・・なかなか空気感があって良い。というか、かなり良い。
次もジャズ。
これも名盤、Norah Jonesのデビューアルバムから「Cold, Cold Heart」。

え・・・
いやいや、おかしいでしょ!
なぜこのスピーカーからこんなに低音が出る?
絶対におかしい。
ということで、サブウーファーを購入したときの例の曲をかける。
boards of canadaの「Left Side Drive」。

ええええぇぇぇ! ちゃんと鳴っている・・・
サブウーファー無いのに・・・
おかしい・・・
おかしい・・・
というわけで、「おかしい・・・」と首をひねりながらとっかえひっかえ聴いてみたが、結論として低音はPM-SUB mini並みに出ている。
そして、帯域バランスも良好。
とりあえずファーストインプレッションはこんな感じだが、これはさすがに、もうちょっと聴きこんで再度レビューしなければならない気がする。
衝撃的な製品だ。

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