シンセのキーボードの白鍵の黄ばみをオキシドールで漂白した

DSI Mopho Keyboardはお気に入りのシンセだが、鍵盤に少々黄ばみがある。
本体が黄色いシンセなので、それほど気にはならないが・・・。

調べたところ、これはいわゆる「日焼け」ではなく、化学変化によるもので、プラスチックのある種の成分において時間経過によって生じるものらしい。
2010/09/05:プラスチックの黄ばみを取る

で、この黄ばみは紫外線+過酸化水素水で取ることができるそうなので、やってみた。
先日、10時~14時くらいのあいだ、オキシドールに漬けてベランダで出した結果、こんな感じでだいぶ白くなった。

キーボードのはずし方は、同じDSIのProphet ’08のキー交換手順を参考にした。
Prophet ’08 Keyboard Key Replacement Guide – DSI Technical Support
ラジオペンチなどでスプリングを引き抜き、鍵盤上部の穴からマイナスドライバーを差し入れて噛み合わせをはずす。
この部分の構造は下図のようになっていて、私は鍵盤の奥側を引っ張り上げながら細めのマイナスドライバーを穴の部分から入れてひねるようにしてはずした。

白鍵を全部はずして白いトレーの上に並べてみたところ。こうして比べるとかなり黄色い。

この上にティッシュペーパーを1枚乗せて、その上からオキシドールをかけて天日にさらす。


このちょうどいい感じの大きさのトレーは、実はPCのモニタなどを乗せる台をひっくり返したものだ。

待つこと4時間。まだ若干の黄色味は残っているものの、かなり漂白できたので、これで良しとすることにした。

オキシドールなんて缶ジュース程度の値段なので、黄ばみの気になっているプラスチック製品があるならお勧めだ。

なお、オキシドールは指につくと指が白くなるので、ビニール手袋を着用することをお勧めする。

コメント

タイトルとURLをコピーしました