TETRAは、以前購入したDSI Mopho Keyboardの4音ポリになったモジュール音源。
オークションで、使用頻度の少ない美品が出ていたので落札した。6万円だったが、まあぎりぎり許容できる予算だ。
プリセット音色はMophoとは違っており、4音ポリなのを活かして2音、3音、4音をレイヤーして使うものも入っている。
音質は流石に良い。
YouTubeだと音質は判らないのでSoundCloudからいくつかリンクを貼っておく。
ほぼ同一の音源を持つProphet ’08は8音ポリなので、同時発音数は負けるが、1音ごとに別の音色を指定し、出力も分けることができる点はアドバンテージになる。
また、これはMophoも同じだが、低音をパワーアップするサブOSCと音を歪ませるフィードバックはProphet ’08の音源には無い部分。
ノブの数が少ないので、これ単体で音色編集するのは厳しいが、ノブの動きも軽すぎず、筐体は小さいがずっしりした金属製で、ハードウェアとして所有欲を満たしてくれる出来だ。
ちなみに、下4つのノブはロータリーエンコーダではなくポテンショメータだが、Prophet 08のモジュール版はロータリーエンコーダしかないらしい(キーボード版は、最初ロータリーエンコーダだったが、後からポテンショメータにアップグレードされた)。
コメント
初めまして。
Tetraの購入を検討しており、
比較的古い機材ながらも2019年現在しっかりとしたレビューをされているこのブログにたどり着いたため、コメントさせて頂きました。
Tetraのマルチティンバーの機能面でご質問なのですが、、
①「MIDI Ch.1 =3音ポリ、Ch.2 =1音モノ」と、
各MIDIチャンネルに対し発音数を指定することは可能でしょうか。
また、その際、
②「3音ポリ=Output 1、1音モノ=Output 2」
と出力端子の分け方を指定することは可能でしょうか。
本物のDSIサウンドをコンパクトな筐体で得られる
Tetraがとても魅力的です。カーティスフィルターもたまらないですよね。。
ビンテージから最新機種まで詳しくレビューされていてとても興味深いです!今後とも是非DTM関連の記事楽しみにしております!よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
う~ん、4音を3音+1音という2台のシンセのように使えるかということですね。
残念ながらそれは無理のように思います。
マルチモードでは、4つのシンセエンジンのMIDIチャンネルは、連番の4つのチャンネルになります。
指定できるのは先頭のMIDIチャンネルだけで、1つのチャンネルを複数のシンセエンジンに割り付けることはできません(できたとしてもユニゾンで発音してしまうと思いますが)。
まあ、TETRAはパンチのある音の良さはもちろんですが、多彩な音を作ることができる点でもお勧めですよ! よくよくご検討ください(^o^)