MIDI出力があって、PCに接続せず単体で動作して、ポータブル、というMIDIキーボードは少ない。
4年ほど前に買ったAlesis Q25(オークションで2500円だった)は、そういった製品の一つ。
ただ、25鍵というのがやや不満だった。
Arturia KeyStepは3年ほど前に発売された製品で、MIDI出力、シーケンサー/アルペジエータを装備し、ミニ32鍵という仕様。
YouTubeなどでもよく見かけるし、評判も割と良いようなので買ってみた。
これはブラックモデルで、限定モデルだがAmazonや楽天で時々入荷している。
(在庫無しだったり、価格が高めのこともある。)
今回はホワイトモデルより1000円程度高めの13,874円で購入。
電源アダプタ(9V 0.5A センタープラス)は付属しないので、サウンドハウスオリジナルのものを購入した。
先日購入したBehringer MODEL-Dにつないで使ってみた。
KeyStepはCV/GATE出力もあり、接続ケーブルも付属するが、今回はMIDIで接続。
キータッチは割と良い。
MicroKORG以上ではある。Refaceやminilogueには及ばない。
Refaceはキーの(見える部分の)サイズはKeyStepと同じなのだが、おそらく隠れた部分で結構キーの奥行きがあり、その分、黒鍵の奥のほうを弾いてもちゃんと沈んでくれる。
minilogueは、そもそもキーの長さがKeyStepよりも長く、その分やはり沈み方が良い。
シーケンサー/アルペジエータはユーザインタフェースも分かりやすく、大変使いやすい。
もっとも、ワークステーションのシーケンサーと比較したら機能は限定されているが。
全般的には、価格を考えると良くできていて、あちこちで使われているのは納得。
不満を言うとしたら32鍵ではなく37鍵欲しかったが、そうするとコンパクトさが損なわれていただろうとも思う。
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