激安ステレオ8chミキサー Toolmsc MX800を買ってみた

キーボードスタンドの2段目の一部をリモートワーク用のPCスペースにしてしまったので、音楽用スペースを節約すべくミキサーを超小型のものに交換してみた。
Toolmsc MIX800という製品が激安(2,755円)だったので、これを購入した。最初はMaker HartのLoop Mixer 5が評判が割と良さそうなのでこれの購入を考えたのだが、入出力がミニジャックなので変換ケーブルを買わねばならず、なんだかもったいないのでやめた。
というわけでレビュー。
MIX800はこんな箱に入っていた。激安の割に、第一印象は悪くない。

中身は本体とACアダプタと簡単な説明書だ。まあ使い方を迷うような機材ではない。
背面の入出力はこんな具合で、ジャックはすべて標準のフォーンサイズ(6.3mm)だ。

ステレオ8chと書いたけど、このミキサーは基本的には4chモノラルのミキサーが2つ(ミキサーAとミキサーB)入っていると考えれば良い。
そしてMONO/STEREO切り替えスイッチで、この2つのミキサーの出力をさらにミックスするか、分離して出力するかを選択できる。分離してそれぞれをLchとRchに割り当てればステレオミキサーになるというわけ。
各チャンネルのゲインも出力ゲインも、ミキサーAとミキサーBでは独立している。MIC/LINEのゲイン切り替えスイッチがあるが、これもA全体、B全体のゲインが切り替わる。
キーボードの隅に乗っけるとこんな感じで、場所を取らないのは有難い。

音質だが、まあちょっとくすむかな?という気はしないでもない。
また、音量のコントロールにおいて、同じバス上の他のチャンネルのゲインの影響を受ける場合がある。
ゲインを上げすぎると簡単に歪むので、基本的にゲインコントロールは12時より左側で使うつもりのほうが良さそうだ。
でもノイズも少ないし、これで商用の音楽を録音しようという人は居ないだろうから、値段を考えれば素晴らしい内容だと思う。ヘッドホン出力が付いていれば100点だったが、値段も上がってしまうだろう。
というわけで、標準プラグで使えて安くて小さいミキサーを探している人にはお勧め。小さくなくていいなら、MACKIEとかBehringerとかYAMAHAのほうがいいかもね。

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