ヤフオクでC930eの未使用品を購入した。
C930eはロジクールのWebカメラで、C920の従兄弟みたいな製品だ。
デザイン的には前面パネルがホワイトになっていてLEDも白色になっている。
それ以外の物理的なスペックは同一。
左:C920 右:C930e
最大の違いは視野角で、C920は対角78度なのに対してC930eは対角90度と広角だ。
C930eを買うことにしたのはこれが理由で、C920を買った後、もう少し広角側が欲しい場合があった。
C920と、手持ちのグースネック型スタンドでシンセを上から撮影すると、こんな感じで、鍵盤にして3オクターブ分くらいが映る。でも、もう少しだけ両側を広く映したい。
それがC930だと、同じ距離でもこんな感じで3オクターブ半以上、映すことができる。
周辺は派手に樽型に歪んでいるが、それは別途補正すれば良いし、歪みがあまり問題にならないことも多いだろう。スタンドをもっと高い位置に持っていければよいのだが、それはかなり大掛かりになるし、揺れにも弱くなるので、レンズで視野角を稼げる方が望ましかった。
視野角以外の機能や使い勝手はC920とC930eで差はない。画質も同じ。
しばらくいじっていて気づいたのだが、C930eとC920は同じレンズで、C920は中央部分を切り取っているだけなのではないかと思う。
C930のズーム機能でズームしていくと
こんな感じになって、ほぼC920と一致する。
両者はセンサも光学系も同じで、C920はソフトウェア的に中央部分を切り出しているのではないだろうか。ちなみにセンサ自体の解像度は2304×1536ピクセルのようだから、切り出すことはできるだろう。
なお、入手したC930は実際には「C930c」という中国リージョン版だった。「C930e」は欧米リージョン版で、おそらく同一のものだがWindows側から見えるカメラ名が中国語か英語かの違いがある。また、USBで見えるデバイスIDも異なっているようだ。
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