リモートデスクトップの絶対知っておくべき裏技

PCを2台持っていると、Windowsのリモートデスクトップは、なかなか便利な機能だ。
私の場合、リビングにdynabookを置いているので、これで自室のPCにアクセスしている。

そんなリモートデスクトップに関するtipsの紹介。

まず、Windows2000にはリモートデスクトップのクライアントが標準で入っていないので、
ここからダウンロードしてインストール。

Windows XP: Remote Desktop Connection Software Download

あと、WindowsXPの場合、Homeはホストとしては利用できない。
ProfessionalかMedia Center Editionが必要。

Vistaの場合、Home PremiumおよびHome Basicは利用できない。
(この一事だけでもVistaは使う気がしない…)

さて、本題。

リモートデスクトップを、ホストよりも狭い画面のマシンから使うと、その狭い画面サイズに
合わせてウインドウの位置・大きさやデスクトップのアイコンの位置が変わってしまう。

つまり、コントロールパネルから画面の領域を小さいサイズに変更したのと同じことが起こる。
接続を切っても元に戻らない。

これは結構不便だ。

作業の途中で一旦リモートデスクトップに移り、そのあとデスクトップに戻ってきたら、
ウインドウやアイコンが左上に寄り集まっているという悲しいことになる。

ウインドウはともかく、デスクトップのアイコンの配置を元に戻すのは一苦労だ。

ところが最近その解消方法を知った。

リモートのデスクトップがクライアントのデスクトップより大きい場合、クライアントの
サイズに合わせてデスクトップを自動縮小して接続できるというものだ。

もちろん、縮小処理が入るので動作はトロくなるが、
デスクトップの配置が変わってしまうよりはましだ。

やり方は、まずリモートデスクトップの接続設定をファイルに保存し、
それ(.rdpファイル)をメモ帳などで開く。

このファイルは

 変数名:タイプ:値

がテキストで並んだ形式になっていて、簡単にメモ帳で編集できる。

で、このファイルに
smart sizing:i:1
という行を加える。すると、上記の縮小処理が行われるようになる。

ただし、残念ながらフルスクリーンモードでの利用はできないので、
screen mode id:i:1
としておく。

これで、接続するとホスト側の広いデスクトップがノートPCの狭い画面に
そのまま(縮小されて)映し出されるようになる。

参考:
雑感 0045
RDP File Settings
RDP File Settings

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