iPod Touchで屋外でネットにつなぐ手段として以前から気になっている公衆無線LANサービス。
以前紹介したように首都圏ではいくつかのサービスが候補に挙がるが、その中でドコモのサービスに加入してみた。
iPodR touchで公衆無線LANを楽しむ | サービス・機能 | NTTドコモ
選択のポイントとしては、料金はやや高めなのだが、電車の駅で利用できるところが多いこと。
実際に自分の通勤経路の乗換駅でサービスが行われていたのが決め手になった。
iPod touchのWiFinderという無料のアプリ(今は日本からは入手できなくなっているようだ)を使うと、周囲の無線LANのSSIDを一覧できるのだが、その中に「docomo」というSSIDがあればドコモのサービスが利用できる。
加入はFOMAユーザならiモードから申し込むだけなので簡単だ。
ちょっと分かりにくいが、無線LANサービス「MZone」ではなく、ISPサービス「moperaUスタンダードプラン」(500円)に加入し、そのオプションとして「公衆無線LANコース」(300円)を申し込む。
申し込んだらほぼすぐ使えるようになる。
接続の手順が、ちょっとややこしいのでこれも書いておこう。
基本的に
・SSIDとWEPキーを設定して無線LANそのものに接続
・ブラウザからユーザIDとパスワードを入力してISP(moperaU)に接続
という2段階のステップが必要だ。
iPodR touch | サービス・機能 | NTTドコモ
必要な情報はiモードから閲覧できる。
ISP接続のためのページはmoperaUの無線LAN経由じゃないとアクセスできないので、ログイン操作は現場で行わなければならない。
という感じで面倒くさいが、SSIDとWEPキーは一度設定するだけだ。
ISP接続は一度ログインすれば、30日間はID/パスワードの入力を省略(ブラウザからログインページのログインボタンを押すだけ)することができる。
また、Easy Wi-Fiというアプリで自動ログインすることもできるらしい(有料アプリだけど)。
実際の使い勝手だが。
やはり電波の強度が限られているから、意識してスポットの近くに行く必要はある。
携帯のサービスエリアが
「電波が届く広い領域の中に、電波が届かない領域がスポット的にある」
のに対し、無線LANは
「電波が届かない広い領域の中に、電波が届く領域がスポット的にある」
という感じ。これは他社のサービスでも同じだ。
自分の日常の動線の中に無線LANスポットがあるなら、利用価値はある。
実際、電車の発車待ちの間にiPod Touchでメールチェックができたりしたので、そこそこ便利な感じはする。
月800円というのが微妙なので、しばらく試してから改めて今後使い続けるかどうか考えてみるつもりだ。
利用頻度次第では、10円/分程度の従量課金型のサービスでもいいような気もする。
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