Cyber-Shot DSC-HX1のインプレッションつづき。
今回のデジカメ選択の大きなポイントであった動画だが、期待どおりの性能だった。
まず、撮影時間。
HX1はH.264で12Mbpsまで圧縮している。
圧縮率の低いMotionJPEGが多い他機種に比べると大きなアドバンテージだ。
なにより同じ容量のメモリカードでも記録時間が長くなる。
1440×1080の動画でも8GBのメモリースティックに85分記録できる。
これがPowerShot SX1 ISの42Mbpsだったら、24分半しか記録できない。
ちなみバッテリはフル充電で165分撮影可能という表示だった。
次に、28mmの広角撮影。
これは幼稚園の教室のように狭いスペースでの撮影に大変便利。
上の写真はビデオからの切り出しだが、見えている範囲全体が撮影できている感じ。
これはビデオカメラには無い特徴だ。
画質については、自宅で再生してみたが満足のいくものだった。
12Mbpsのビットレートは十分なようで、特に破綻はみられなかった。
もちろん水平方向は1440ピクセルなので、ややソフトな印象だが、十分にハイビジョンといえる。
そういえば地デジ放送だって、実は横1440ピクセルなのである。
注意点としては、再生するソフトがQuickTimeではカクカクする。
FFMPEG系のコーデックを使えばスムーズに再生できる。
コーデックを内蔵しているVLC Media PlayerやMPC Home Cinemaなどを使うのが良いだろう。
また、28mmの動画は視野角で言うと66度くらいに相当する。
なので、画面が66度くらいの視野角に入るよう、画面に近づいたほうが自然に感じるかも。
計算上、
ディスプレイの幅の1/1.3=約0.77倍
くらい、ディスプレイ面から離れた位置がこれに相当する。
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