D5000の設定

D5000には、D90譲りの機能がいろいろついている。

しかし、ボタンの数が少ないため、機能を呼び出すにはメニュー操作が必要だ。

メニュー操作も、ニコンの経験がないユーザには必ずしも分かりやすいとは言えない。

「こんな設定ができるはずだ!」

と思っても、その設定になかなか辿り着けなかったり。

今回、自分としても意外なほど、D5000のマニュアルを参照した。
(といっても数回だけど…。
 しかし普段は、ほとんどの製品はマニュアルを見なくても何とかなる。)

で、そんな「探すのにちょっと苦労した設定」をメモしておく。

分かってみれば、全然複雑ではないのだが…、なぜか見つけにくいのだ。

DSC_0418.jpg
D5000 + AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8 G

●P,S,A,MでのISO感度の自動設定

 MENU→撮影(カメラアイコン)→ISO感度設定→感度自動制御 ON

P, S, A, MでもISOを自動で上昇させる。
上昇の上限値と、上昇が始まるシャッタースピードの限界値を設定できる。

●ファインダに格子線を表示する

 MENU→カスタム(鉛筆アイコン)→d→格子線の表示

ファインダに縦横4等分の格子線を表示させる。

●合焦音のオンオフ

 MENU→カスタム(鉛筆アイコン)→d→電子音設定

高い音、低い音、無音の中から選択できる。

●ファイル名の連番を継続する

 MENU→カスタム(鉛筆アイコン)→d→連番モード→ON

SDカードの画像を全削除しても、ファイル名の番号を0001に戻さない。
これはデフォルトでオンにしておいてほしかったな…。

●設定のリセット

 Info(シャッターボタン左下)と[i](本体左下)を同時に2秒押す

撮影に関するパラメータが初期値に戻る。
詳細はマニュアルP.83を参照。

ファインダの格子線は初期設定では表示されないので、存在を知らない人もいるかも。

どうも重さに慣れないせいか、左が下がりがちなので、格子線は助かる。

コンデジによくある、3分割構図のための線ではなく、4分割の格子線だ。

ただし、ファインダーに見えるフォーカスポイントがもともと3分割の位置にあるので、
3分割構図のためにはフォーカスポイントの場所を意識すればよい。

水平が出せないのは、もし格子線でも駄目なら、ホットシューに付けられる水準器
「アクションレベル サウンド」を買ってみようかなあ…と思ったりもしている。


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