D5000には、D90譲りの機能がいろいろついている。
しかし、ボタンの数が少ないため、機能を呼び出すにはメニュー操作が必要だ。
メニュー操作も、ニコンの経験がないユーザには必ずしも分かりやすいとは言えない。
「こんな設定ができるはずだ!」
と思っても、その設定になかなか辿り着けなかったり。
今回、自分としても意外なほど、D5000のマニュアルを参照した。
(といっても数回だけど…。
しかし普段は、ほとんどの製品はマニュアルを見なくても何とかなる。)
で、そんな「探すのにちょっと苦労した設定」をメモしておく。
分かってみれば、全然複雑ではないのだが…、なぜか見つけにくいのだ。
D5000 + AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8 G
●P,S,A,MでのISO感度の自動設定
MENU→撮影(カメラアイコン)→ISO感度設定→感度自動制御 ON
P, S, A, MでもISOを自動で上昇させる。
上昇の上限値と、上昇が始まるシャッタースピードの限界値を設定できる。
●ファインダに格子線を表示する
MENU→カスタム(鉛筆アイコン)→d→格子線の表示
ファインダに縦横4等分の格子線を表示させる。
●合焦音のオンオフ
MENU→カスタム(鉛筆アイコン)→d→電子音設定
高い音、低い音、無音の中から選択できる。
●ファイル名の連番を継続する
MENU→カスタム(鉛筆アイコン)→d→連番モード→ON
SDカードの画像を全削除しても、ファイル名の番号を0001に戻さない。
これはデフォルトでオンにしておいてほしかったな…。
●設定のリセット
Info(シャッターボタン左下)と[i](本体左下)を同時に2秒押す
撮影に関するパラメータが初期値に戻る。
詳細はマニュアルP.83を参照。
ファインダの格子線は初期設定では表示されないので、存在を知らない人もいるかも。
どうも重さに慣れないせいか、左が下がりがちなので、格子線は助かる。
コンデジによくある、3分割構図のための線ではなく、4分割の格子線だ。
ただし、ファインダーに見えるフォーカスポイントがもともと3分割の位置にあるので、
3分割構図のためにはフォーカスポイントの場所を意識すればよい。
水平が出せないのは、もし格子線でも駄目なら、ホットシューに付けられる水準器
「アクションレベル サウンド」を買ってみようかなあ…と思ったりもしている。
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