DSC-R1の中古が出ていた

ソニーが2005年に発売したDSC-R1は異色のデジカメだ。

一眼レフではないが、APS-Cに近いサイズのセンサを搭載。

レンズは14.3-71.5mm F2.8-4.8のCarl Zeiss Vario-Sonnar T*。
35mm換算では24-120mmの5倍ズームとなる。

そして、大きなレンズを未来的なシルエットに包み込んだデザイン。


ソニー デジタルカメラ Cyber-shot DSC-R1

一眼レフではないから、レンズ交換はできない。
ファインダもEVFだ。

しかし、大型センサを使っているから一眼レフ並みの高感度。

作例を見てみると、画像のお化粧はあまり上手ではないが、階調の整った、立体感のある写りだ。
発色はややビデオっぽいけれど…。

胸騒ぎのするデジカメ−−サイバーショット DSC-R1

【新製品レビュー】ソニー サイバーショット DSC-R1

ITmedia +D LifeStyle:ユニークな“レンズ一体型デジ一眼”――ソニー「DSC-R1」

DSC-R1 – 写真共有サイト:photohito

こういう、一眼なみのポテンシャルを持ちながらオールインワンにまとめたカメラはほとんど無い。

DSC-HX1もそうだが、今の一眼風コンパクト機は、センサは小さく、レンズは高倍率になっている。

センサを大きく、レンズは低倍率、というカメラは見当たらない。

かろうじて、単焦点レンズを使ったSIGMAのDP1s/DP2s

か、RICOHのGXRのA12ユニット

くらいだろうか。

センサを大きくするメリットは感度の面では明らかなのだが、その分レンズも大きくなり、
高価になるから、安い一眼レフカメラに対抗できるような商品企画が難しいのだろう。

ソニーが準備しているというミラーレス機にはちょっと期待したいが…。

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