
今度は音質について。
第四世代iPod Touchでは、スピーカーが新しくなった。
小さいながらスピーカー専用の穴がケースに開いた。
おそらくそのためだと思われるが、スピーカー音質がかなり良くなっている。

音量自体は、第二世代よりも小さくなっている。
最大音量にしたとき3割減という感じ。
その代わり音質は、一言で言えばフラットな感じに近づいた。
比べると、第二世代は音量自体は大きいが、密閉ケースから無理やり
音を出しているように感じられる。
ボリュームを最大にすると音が割れてひどいことになる。
また、第二世代は音が金属ケースに共振して、そこの周波数成分だけが持ち上がっている。
手に持つと、第二世代ではドラム音が金属ケースをビリビリ震わせているが、第四世代では
素直にスピーカー穴から外に抜けていて、手にビビリはほとんど感じない。
もちろん、スピーカーといっても小さなもので、オーディオ的にはオマケにすぎない。
それでも、着実に進化していることは確かだ。
次に、ヘッドホン出力について。
どうやら、第4世代は若干音が良くなったように思う。
付属のヘッドホンではなく、いつも使っているSHE9700を使い、イコライザはオフにして試聴した。
第四世代の音質は、周波数レンジが広がり、かつ芯がぶれなくなって聴きやすくなったと感じた。
スピーカーの音と同じ、ナチュラルなバランスの音だ。
もしかするとDAコンバータや電源まわりが変わったのかもしれない。
もともとTouchのヘッドホン出力の音質は並だったが、改善の傾向は喜ばしいことだ。
なお、スピーカーとは違って、音量は第二、第四どちらも同じ目盛なら大体同じ音量のようだ。
あとは、音質とは違うが、音声認識によるコントロールなんて機能も付いている。
機能自体は第3世代からだが、第4世代はマイク内蔵だから、ヘッドホンは
マイクつきでなく普通のものでよい。
アップル – iPod touch – あなたの声で曲の再生をコントロール。
この機能はホームボタンを長押しすると呼び出せる。
使えるコマンドは画面に流れているが、こちらのマニュアルの39ページを
見ておくとよいかも。
http://manuals.info.apple.com/ja_JP/iPod_touch_iOS4.1_User_Guide_J.pdf
使ってみた感想は、…面白いけれど、実用的かというと結構微妙。
画面で操作するほうが早いかも。
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