今年最後のお買い物。
XBOX360 Kinect。
キネクトはXBox用のジェスチャー入力デバイスだ。
値段はやや高いが、中身を考えると無理もない。
このデバイス、カメラ・物体までの距離を計測する深度センサ・4つのマイク・加速度センサなどが入っている。
肝は深度センサで、人物と背景をこれで分離でき、人物の姿勢もある程度認識できる。
Kinectを使うと、手に何も持たなくても、カメラからの映像でXBoxに入力できる。
コントローラを使って入力するWiiより、一歩進んだ入力装置だ。
ところで、私はXBoxは持っていない。
が、KinectはUSBデバイスなので、実はドライバがあればPCでも利用できるのだ。
ドライバは現在、OpenNIとOpenKinectの2種類が入手できる。
OpenNIのほうはセンサの開発元が提供しており、WindowsとUbuntu Linuxに対応。
センサのデータから人物の姿勢などを自動認識するミドルウェアが充実している。
OpenKinectのほうはマニアが解析して独自に開発したもので、Macにも対応している。
こちらの方が先に公開されたため、現時点では比較的利用者が多いようだ。
とりあえずOpenKinectをインストールし、付属のデモソフトを動かしてみた。
インストール方法は、このページが分かりやすい。
Kinectドライバの入手、設定方法 画像処理ソリューション
デモソフトの画面はこんな感じ。(バージョンはv16)

カメラの前に立ち、両手を肩くらいまであげたところ。
ヒストグラムは距離の分布らしい。
ピークになっている部分が私を表している。近づくとピークが左へ移動する。
画像の方は、奥行きを認識した結果を3Dでモデル化し、その結果を斜めからの視点で観察している。
私はカメラの正面に立っているが、にもかかわらず別の視点からその様子を観察しているわけだ。
色は、カメラに近いところほど白っぽくなっている。
この3Dモデルに、通常のカメラからキャプチャした画像を貼り付ければ、
バーチャルリアリティぽくなる。
すでに、KinectやOpenNIを使って色々な試みが行われている。
光学迷彩も話題になったが、オタクの国・ニッポンとしては、「らしい」のは
やはりリアルタイムにモーションキャプチャしてCGのキャラクタを操るものだろう。
Kinectで初音ミクは“人間の動き”を手に入れる!? MikuMikuDanceも対応 – ITmedia News
ゲーム機器と言ってしまえばそれまでだが、PCの入力デバイスとしては画期的。
ちと高いけど、ちょっと夢を買ってみた感じだ。
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コメント
購入時のキネクトはファームウェアが古いので
Xbox360からオンライン接続してファームウェアアップデートを行うと精度がUPしますよ。
通りすがりさん
>購入時のキネクトはファームウェアが古いので
>Xbox360からオンライン接続してファームウェアアップデートを行うと精度がUPしますよ。
そうなんですか。
でもXBOX持ってないんですよね〜
別に欲しくもないしなあ…
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