まだ本格的に使用していないが、先日購入した
スプリントPro II 3wayのインプレッション。
新製品ではなく、既にレビューもいろいろ
出ているので、ここではD5000との相性を
中心に書いておこう。
三脚の機能としては、
・ブレないようにカメラをしっかり固定する
・空間の一点を狙うようにカメラを固定する
という2つがあるように思う。
しっかり固定するには、重い三脚が有利だ。
この点、スプリントPro IIはどちらかというと
可搬性重視で、軽いのであまり期待できない。
あとは、脚を伸ばした状態でカメラを載せて、
重量がかかっても脚がしっかり踏ん張って
くれるかどうかが問題だ。
といっても、私は重いレンズは持っていない。
D5000と35mm f/1.8の組み合わせでは、900g弱にしかならない。
その組み合わせをのっけてみると、こんな感じになる。
脚は最大に伸ばしているが、頼りない感じはしない。
室内で使う分には、問題ないだろう。
もちろん屋外で長時間露光とでもいうなら別だが。
次に、視点設定の自由度だが、まずはカメラをアイレベルに持ってくる場合。
スプリントPro IIの最大伸長は1622mm、カメラを載せた高さは170cmを超える。
私の身長(167cm)には丁度良いが、ここはそれぞれ、自分の身長との比較で
考えるべきところ。
ローポジションの撮影では、ネジで接続されているエレベータ下部を取り外す。
取り外した状態で脚の付け根のロックを外すと、脚を開く角度が大きくなる。
最大に開いた状態がこんな感じ。
脚自体が十分長いので、D5000程度でバランスを崩すことはない。
逆に言うと、脚の3点がのせられるよう、ある程度のスペースが必要。
脚と脚の距離が72cm程度なので、円で言えば直径85cmくらいか。
というわけで、ローポジションもD5000程度なら全然問題なし。
重いレンズを使う場合は、レンズ次第だが。
ちなみにカタログ上の搭載重量は2Kgまでだ。
最後にD5000のバリアングル液晶との相性について。
最初に断っておくと、バリアングル液晶を大きく開いて、かつ三脚を使用する
という利用シーンはあまり無いと思う。
ローポジションで使うときにはバリアングル液晶は便利だが、90度開けば十分だろう。
一番下まで開いて、被写体側に向けて自分撮り…
なんていうのは、そもそも三脚自体が邪魔になって無理だし。
なので、あまり気にする必要はないのだが、一応参考までに。
付属の雲台には水準器が付いており、液晶を開くと水準器と干渉する。
開ける角度はここまでが限界。
水準器と反対側に液晶が来るようにセットすれば、ここまで開く。
いずれにしても、180度までは開かない。
が、先に書いたように、特に気にすることはないだろう。
というわけで、総評としては、このスプリントPro II 3way、軽くて50cmを切る縮長で、
それでいて結構しっかりしている。
ローポジションも可能で、いろいろな用途に使えそうだ。
私のように「たまにしか使わないけど一応欲しい」という人にはピッタリと言えるだろう。
デジタル一眼用超軽量三脚「スプリント」の3ウェイ雲台付きモデルのシャンパンゴールド仕様。【… |
デジタル一眼用超軽量三脚「スプリント」の3ウェイ雲台付きモデルのブラック仕様。【送料無料】… |
コメント