IXY 410FとD5000で撮り比べ

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IXY 410F (53.2mm相当、f/4.5)

IXY 410FとD5000で、花を撮り比べ。

そんなムチャな… という比較であるのは重々承知なのだけど、
いやそれくらい、IXY 410F良いよ、という話。

こんな小さいデジカメで、これだけ撮れるということに感心してしまう。
なにしろ、D5000のレンズよりもIXY 410Fのほうが安いのだから。

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D5000 + AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8 G

上がIXY 410F、下がD5000。
手持ち撮影なので、ちょっと構図が違うけれど、同じ花。

IXY 410Fは、ズームで焦点距離は約50mm相当。
D5000のほうは、いつもの35mm単焦点レンズ。

両者とも、ほぼ同一の画角のはず。アスペクト比は違うけれど。

さすがに背景のボケ具合は違いが出てしまうし、両方見てしまうと、IXYの画像のほうが
平板に感じてしまうかもしれないが、IXYかなり健闘しているよな、と思う。

下は、中央付近の等倍切り出し。
ただし、ピントの来てる位置が違うかもしれないので、IXYのほうがボケて見えるのは
気にしないでほしい。

IMG_0121b.jpg
IXY 410F (53.2mm相当、f/4.5)

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D5000 + AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8 G (52mm相当、f/4)

感度はIXY 410FがISO 100、D5000がISO 200。

どちらも標準の最低感度だが、比べるとIXY 410Fはノイズが感じられる。

とはいえ、大きさも重さも値段も全く違うカメラだ。

ポケットに入るということを考えれば、IXY410Fはよくできている。

新しいコンデジを買ったら古いデジイチの出番が減りました、という話をよく聞くが、
むべなるかな、である。

なお、IXY 410Fのオート以外のほとんどのモードでは、露出補正が行える。
補正のステップは1/3段単位。

最近のコンパクト機の一般的な傾向として、明るめに撮るために
やや露出オーバー気味のことが多いが、IXY 410Fも同様のようだ。

とりあえず、-1/3補正くらいを標準だと思っておいたほうがよい。
あとはカメラ任せでもほぼ良好な写真が撮れる。

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