コンデジが一眼レフに劣る点として、よく挙げられるものにシャッタータイムラグがある。
「撮りたい!」と思った瞬間にシャッターボタンを押しても、実際に撮れるのは
わずかに後のタイミングになる、というもの。
IXY 410Fのタイムラグはどうか?
ということで、こんなテストをしてみた。
(1)PC画面にストップウォッチを表示。
(2)カメラで画面上のストップウォッチを狙う。
(3)「10秒」になる瞬間を狙ってシャッターボタンを押す。
4回やってみた結果は、こんな感じだった。




あれ?
意外と優秀…。
条件をもう少し書いておくと、
・シャッターはあらかじめ半押し。(ピントは合っている状態)
・モードはP
・目はデジカメの液晶ではなくストップウォッチのほうを見る
センサに入った絵を画像処理して、液晶画面に出すまでに、どうしてもタイムラグは出る。
実際に、肉眼で見ても分かる程度の遅れ(0.1〜0.2秒程度?)はある。
最後の条件は、その影響を回避するため。
もう少し遅れが出るかと思っていたが、意外な結果だった。
もちろん、動くものを狙う時にはオートフォーカスの速度が問題になるので、
タイムラグだけでの議論はできない。
それにしても、0.1秒もないとは驚く。
もしかしたら、半押し状態の間は連続して画像データを取り込んでおき、シャッターを
感知したら、若干過去に遡ったデータを取り出して使う…
なんてことをやっているのかもしれない。
CMOSセンサなら、それも可能だ。
なお、ストップウォッチはこちらのソフトを使わせていただきました。
![]() CanonIXY 410F RE / レッド |
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