
再生時にも、倍率も焦点距離も表示されない。
表示されなくても困るわけでもないのだが、撮影時の棒グラフだけというのも何だか心許ない。
なので、撮影時にズームすると出てくる棒グラフと、実際の焦点距離との関係を調べてみた。
調べ方は、IXY 410Fでズームしながら撮影しつつ、別のカメラでIXY 410Fの
画面を撮影するというもの。
で、結論としてはズーム時の棒グラフは倍率と比例していた。
つまり、こういうことだ。

倍率は左端が1倍、右端が5倍なので、全体を4等分する感じで2倍、3倍、4倍となる。
縦のラインは、画面を3等分するラインを表している。
これはグリッドライン表示をオンにしたときに表示される。
ズームの範囲が、120mm – 24mm = 96mm = 約100mmなので、棒グラフを10等分すると、
その10等分の一つ分で約10mm、焦点距離が変わることになる。
次の図は、単焦点でよく使われる焦点距離が、棒グラフ上でどこに来るかを計算したもの。
たとえば50mmは、左端からグリッドラインまでの距離の2/3あたりになる。
90mmは、グリッドラインから右端までの距離の4割くらいの位置になる。

だが、実際にはズームの動作が結構早いため、狙った値にきっちり合わせるのは
なかなか難しいと思う。
ズームは、いくつか決まった倍率があって、階段状に変化しているのではないかと
思っていたのだが、階段だとしてもかなり細かい感じだ。
これまでに撮影したデータの統計を取ってみても、実焦点距離の値が52通りも
あった。
実焦点距離で0.33mm、換算で1.8mm単位で焦点距離を変えられることになる。
(ちなみにPowershot S90は16段階、Finepix F31fdは10段階だった。)
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