LOMO LC-A
昨日の写真だが、レンズはいわゆるトイレンズである。
ちょっと前に、昔LOMOで撮った写真を載せたが、あのあと妙に当時が懐かしく思えてしまい、
久しぶりにLOMO使ってみようかなとは思ったものの、なかなかフィルムカメラを使う気合が出ない。
フィルム1本と現像だけで、1000円以上はかかるわけだし。
そこで、E-PL2で使える、LOMO気分を味わえるトイレンズはないか? と考えた。
アートフィルターのトイフォトではダメだ。
トイフォトは四隅が暗くなるトンネル効果のシミュレーションだが、LOMOっぽさとは、トンネル効果だけではないのだ。
イメージとしては、コントラストは低め、彩度は若干高く、ボケはぐるぐるボケ。
まあ、コントラストや彩度はカメラ側でいじれるのだが。
ちなみにぐるぐるボケとは、上の例のようにボケが同心円状に流れるようなボケだ。
フィルタにワックスを塗って、わざとぐるぐるボケみたいな効果を出す人もいる。
ということで、マイクロフォーサーズにつけられるトイレンズを漁ってみた。
すると、まずこれがすぐ見つかった。
SLR Magic「TOY lens 26mm F1.4」 – デジカメWatch
お手持ちのマイクロフォーサーズ機でトイカメラ風の写真が撮影できるレンズです!7色のリングで…
だが、ちょっと高いし、カラーの飾りリングなんか要らないしな…
と、しばらくネットを漁った結果、25mm F1.2のCマウントレンズに行き当たった。
Jerfo.com Studio: Review – No Name 25mm f1.2 CCTV Lens
他にもCマウントのトイレンズはいくつか見つかったのだが、
イメージに一番近い写り具合をするのがこれだった。
LOMOは32mmレンズなので、それに較べると画角は大分狭くなるし、
1/2インチセンサ用なので、トンネル効果がちょっと強烈すぎるけど。
値段も3,800円は妥当なところだろう。
何しろトイレンズなのである。
オモチャにしては高い、と思わない値段でなければならない。
中国製だから、原価はさらにこの1/10くらいではないか。
で、Cマウントアダプタとセットで、上のリンクのデジタルホビーさんから購入。
それをE-PL2につけて撮ったのが昨日の写真だ。
センター部分は、意外とちゃんと写る。
そして、ボケ味がなかなかいいのである。
周辺減光というかトンネル効果と合わせて、意外な立体感が出る場合もある。
もちろん条件によっては下のように、激しくぐるぐるボケになるのだが。
E-PL2 + CCTV 25mm F1.2
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