ぐるぐるボケる Cマウント 25mm F1.2

lc-a-009.jpg
LOMO LC-A

昨日の写真だが、レンズはいわゆるトイレンズである。

ちょっと前に、昔LOMOで撮った写真を載せたが、あのあと妙に当時が懐かしく思えてしまい、
久しぶりにLOMO使ってみようかなとは思ったものの、なかなかフィルムカメラを使う気合が出ない。

フィルム1本と現像だけで、1000円以上はかかるわけだし。

そこで、E-PL2で使える、LOMO気分を味わえるトイレンズはないか? と考えた。

アートフィルターのトイフォトではダメだ。
トイフォトは四隅が暗くなるトンネル効果のシミュレーションだが、LOMOっぽさとは、トンネル効果だけではないのだ。

イメージとしては、コントラストは低め、彩度は若干高く、ボケはぐるぐるボケ。
まあ、コントラストや彩度はカメラ側でいじれるのだが。

ちなみにぐるぐるボケとは、上の例のようにボケが同心円状に流れるようなボケだ。
フィルタにワックスを塗って、わざとぐるぐるボケみたいな効果を出す人もいる。

ということで、マイクロフォーサーズにつけられるトイレンズを漁ってみた。
すると、まずこれがすぐ見つかった。

SLR Magic「TOY lens 26mm F1.4」 – デジカメWatch

お手持ちのマイクロフォーサーズ機でトイカメラ風の写真が撮影できるレンズです!7色のリングで…

だが、ちょっと高いし、カラーの飾りリングなんか要らないしな…

と、しばらくネットを漁った結果、25mm F1.2のCマウントレンズに行き当たった。

レンズアダプターのデジタルホビー/トイレンズ

Jerfo.com Studio: Review – No Name 25mm f1.2 CCTV Lens

他にもCマウントのトイレンズはいくつか見つかったのだが、
イメージに一番近い写り具合をするのがこれだった。

LOMOは32mmレンズなので、それに較べると画角は大分狭くなるし、
1/2インチセンサ用なので、トンネル効果がちょっと強烈すぎるけど。

値段も3,800円は妥当なところだろう。

何しろトイレンズなのである。
オモチャにしては高い、と思わない値段でなければならない。

中国製だから、原価はさらにこの1/10くらいではないか。

で、Cマウントアダプタとセットで、上のリンクのデジタルホビーさんから購入。

それをE-PL2につけて撮ったのが昨日の写真だ。

センター部分は、意外とちゃんと写る。

そして、ボケ味がなかなかいいのである。
周辺減光というかトンネル効果と合わせて、意外な立体感が出る場合もある。

もちろん条件によっては下のように、激しくぐるぐるボケになるのだが。

P9300591.jpg
E-PL2 + CCTV 25mm F1.2

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