「JollysFastVNC」はMac用の有料VNCクライアント。
名前の通り高速だが、他にも特長がある。
Windows PCへネットワークで接続するツールはリモートデスクトップが有名だ。
マイクロソフトはMac用にもRemote Desktop Client for Macを提供している。
だが私の場合、Macbook AirからPCへ接続するために使うと、不満があった。
私のWindows PCは、普段1920×1200ピクセルで使用している。
一方、Macbook Airのスクリーンは1440×900ピクセル。
画面解像度はMacの方がPCよりも小さい。
しかしこのリモートデスクトップで接続すると、Windows側の解像度が
Macbookの画面サイズになってしまう。
すると、開いているウインドウは勝手にリサイズされてしまうし、
デスクトップのアイコン配置も変わってしまう。
これが嫌で、Microsoftのリモートデスクトップの代わりに、
オープンなリモートデスクトップであるVNCを使用している。
VNCはプロトコルがオープンになっており、サーバやクライアントを自由に選択できる。
そして、画面解像度が勝手に変更されることは無い。
だが、1920×1400の画面をMacbook Airに表示させるので、当然ながら画面がはみ出る。
はみ出た部分をどう表示させるかは、VNCのクライアント任せになる。
これまで使っていたクライアントはChickenVNC。
ChickenVNCでは、ウインドウでスクロールするか、フルスクリーンモードで
画面の端までマウスカーソルが動くとスクリーンがスクロールするか、どちらかになる。
いずれにしても、あまり使い勝手が良いものではなかった。
ところが、JollysFastVNCは、これに秀逸なGUIを与えて解決している。
JollysFastVNCの「Smart Zoom」を使うと、冒頭のスクリーンショットのように、
カーソルから遠いところは縮小してくれるのだ。
この縮小の度合いはマウスカーソルの動きにも連動する。
マウスカーソル周辺は常に等倍で表示され、カーソルから遠くなると縮小されて表示されるのだ。
つまり、画面全体が、MacOSのDockみたいな動作をすると思えばよい。
(もちろん、全体を均等に縮小して表示するモードもある。しかし、これはOS Xの画面共有と同じ。
画面共有機能はFinderのサーバ接続で vnc://ホスト と入力すると呼び出せる。)
フリーのトライアル版があったので、ちょっと試して、素晴らしいのですぐ正式版を購入した。
有料のソフトだが、450円とこの手のソフトにしては安価なので、VNCを使う人には結構おすすめだ。
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