
電子ブック端末の「iriver StoryHD」を買ってみた。
この端末は日本国内では未発売だが、電子ペーパー「e-ink」で高解像度(1024×768)かつ安価、ということで知る人ぞ知る端末だ。
電子書籍端末ショーケース:Story HD――iRiver – 電子書籍情報が満載! eBook USER
電子ブック端末で有名なのはAmazonの「Kindle」やSONYの「Reader」だが、いずれも解像度は800×600だ。(Amazonは「Kindle DX」が1200×824だったけど日本未発売。)
StoryHDは大きさ、重量も、ともに新書を若干上回る程度で、小型軽量という面でも他製品と遜色はない。
Story HDは、米国でGoogleのオンラインサービス「Google Books」用の端末として、比較的安価(100ドルちょっと)で販売されていた。
XGA E Inkディスプレイ搭載、Google Books対応「iRiver Story HD」レビュー – 電子書籍情報が満載! eBook USER
ところが、Google BooksはGoogle Playに吸収され、Story HDは販売中止になった。
その直前の時点では、販売価格は49.99ドルまで下がったそうだ。
iRiver Story HD、正式に販売中止に – 電子書籍情報が満載! eBook USER
で、その端末を並行輸入したと思われるものがAmazonで9900円で出品されているのを下記のブログで知り、買ってみたというわけだ。
ebook野郎: 9900円 在庫20 アマゾンJP
ちなにみGoogle Booksはもともと日本では提供されていないサービスなので、使えなくても問題ない。
Story HDは上記に挙げた長所の他にも、PDFやJPEGをZIPで固めた形式に対応しており、比較的自由度が高いという特徴があり、以前から気になっていた。
これまで電子ブック端末代わりに使っていたのはiPadとiPod Touchだが、iPadは持ち出すには重く、iPod Touchは物理的な画面サイズが小さすぎる。
その点、白黒とはいえiPadと同じ解像度で、遥かに軽く、新書より少し大きいだけのStory HDは、外へ持ち出すには良さそうだと思っている。
![]() 【送料無料】僕がアップルで学んだこと |
コメント