昨日届いたiriver Story HDだが、実使用に向けてカスタマイズを行った。
まずこちらのページにあるとおり、ファームウェアを最新版に更新。
これはアップデータをUSB経由でStory HDの内蔵メモリに書き込めば、自動で実行される。
ebook野郎: 9900円 在庫20 アマゾンJP
内蔵メモリは2GBだが、32GBまで使えるSDカードスロットがあるので、近所のPC DEPOTでKINGMAXの16GBの製品を1500円弱で調達してきた。
ちなみに楽天最安値は現在960円+送料200円。
Class10で、ベンチマークはこんな感じでそこそこだった。
StoryHD自体にはClass10の速度は必要ないと思うが、PCからデータを書き込む際に待たされることを考えると、書き込みが速いに越したことはない。
データ生成用にはChainLPを導入。
これは電子ブック向けの画像のリサイズやPDF化・JPEG+ZIP化などを行ってくれるツールで、非常に詳細な設定が可能だ。
ChainLPの解像度メニューには、Story HDもちゃんと含まれている。
PDF作成はCubePDFを使うことにした。
さらに、日本語メニューの修正とStory HDの内蔵フォントの入れ替えを行う。
Story HDのファームウェアのカスタマイズは、ファームウェア更新の機能を流用することで可能であることが分かっており、有志の方々がいろいろなパッチ(”Mod”と呼ばれている)を開発されている。
iRiver Story – MobileRead Forums
今回適用したのは、こちらで紹介されていた、2ちゃんねるの145氏による日本語フォント入れ替えMod。
ebook野郎: iriver StoryHD HACK (ユーザー改造)
ファイルをStoryHDの内蔵メモリにコピーし、USB接続を終了すると自動的にシステム更新が実行される。
その後、再起動すると更新が適用される。
適用すると、内蔵の中華フォントが日本語フォントに入れ替えられ、同時にメニューの間違った日本語(「情報」の「情」の字が中国語だったりとか)も修正される。
使用するフォントはMod付属のものではなく、こちらで紹介されていたフリーの明朝体フォントを利用した。
ebook野郎: iriver StoryHD font mod IPA明朝で落ち着いた件
フォントのファイルを作るまでが若干手間ではあるが、テキストファイルのまま閲覧する場合には、見やすいフォントが内蔵されていることの効果は大きいと思われる。
(CubePDFを使って作成したPDFの場合は、常にPDFフォントが埋め込まれるので、内蔵フォントは関係ない。)
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