ASUS AI Suite IIのオーバークロックの効果

P8Z68Vの付属ツール「ASUS AI Suite II」には、「Auto Tuning」というオーバークロック設定を自動で最適化してくれる機能がある。
CPU内蔵のGPUについてもオーバークロック効果があるようなので、先日芳しくない結果だったWindowsエクスペリエンス・インデックスが改善されるのかどうか、i5-2500Kのオーバークロックを試してみた。
Auto Tuningでは、通常の高速化「FAST」と、ぎりぎり限界を探る「EXTREME」が選択できるが、とりあえず「FAST」でテスト。
すると、はじき出された設定は
CPU: 3.3 GHz → 4.21 GHz
     (100 MHz × 33倍 → 103.0 MHz × 42倍) 
GPU: 最大1100 MHz → 最大1450 MHz
という具合で、概ね3割のクロックアップとなった。
この状態で、再度エクスペリエンスインデックスを測定したところ、GPUがオーバークロックされた結果、RadeonHD 2600XTを使っていたときの値(6.5)にほぼ近い値が得られるようになった。



これならば、RadeonHD 2600XTは心置きなくお役御免にできそうだ。
まあ、ゲームPCではないので、普段はGPUのクロックは最低値(850MHz)に張り付いたままなのだが。
ちなみに、自分のPCとほぼ同じスペックでゲームをしている動画があったので貼っておく。
ライトゲーマーなら、普通に楽しめそうな感じだ。

いまや、このクラスの内蔵GPUは安価なノートPCでも搭載されている。
これ以上の性能を求めるのは、コアなゲーマーや仕事でCGを使う人で、一般人には必要ないだろう。
デスクトップPCの必要性はますます薄れていくのは間違いない。

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