DigiFi Vol.7のUSB DACを試す

先日届いた、デジファイ No.7のおまけのUSB DACを試してみた。
スピーカーは既に骨董品のONKYO D-502A。
もう20年くらい前の品であるが、まともなスピーカーというと今はこれしかない。
普段は、これをSANSUI AU-α607XRで鳴らしている。
ケーブルをアンプから外して、そのままUSB DACのスピーカーポートへ接続。
USB側は、Macbook Airにつないだ。
ケーブルは短い方が望ましいとのことなので、15cmのものを使った。
システム環境設定→サウンドで確認すると、接続したDACが検出されていたので、そちらを出力先に設定。
初期状態はボリュームがMAXになっているので、思い切り下げる。
音量調節はPCでしか行えない。
iTunesから、お気に入りの曲をいろいろ鳴らしてみた。
音は、色づけみたいなものは感じられず、フラットにクリアに出ている感じだ。
ジャンルを問わず、それなりに聴かせてくれる。
Perfumeみたいなエネルギッシュな電子音やエレキギターなどは、やや苦手な感じで、もう少し大人しめの音のほうが相性は良いようだ。
もっともこれは、バスパワーで大音量を鳴らしているので、ダイナミックレンジが大きいものは苦手というだけかもしれない。
すごく良い音かというと限界はあると思う。
だが、ノートPCとの組み合わせで、AC電源不要で鳴らせる音としては、とてもレベルが高いと言えるだろう。
普通のUSB接続のスピーカーでは、スピーカー自体を独立に選ぶことができないので、選択肢の幅は狭くなる。
その点、基本的にスピーカー選択に制限の無い本機の場合は、自由度が大幅に高いのがメリットだ。
AC電源の無いところで、良い音で鳴らしたい場合には、非常に魅力的だと思う。
デスクトップオーディオとしても、小さくて素性の良いスピーカーと組み合わせてニアフィールドで聴くのも良さそうだ。
10年近く使っているBOSEのMedia Mate IIは、ダイヤルが割れたりして大分傷んできたので、スピーカーを何か入手して、このDACを使ってリプレースするのもいいかなと思っている。

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