スピーカーの周波数特性の測定

引き続き、バッファローの1000円スピーカー、BSSP21Wの話。
どうも聴き疲れがするし、ピアノやボーカルの音にコシが無いので、存在感が希薄。
音のバランスに問題があるのは明らかだ。
そこで、先週紹介したWaveGeneのページにあった、周波数特性の測定というのをやってみた。
周期スイープを用いた周波数特性の測定について
デバイスはUS-200を使用。
これにマイクをつないで、BSSP21Wからの音を取り込んで分析する。
結果はこんな感じ。
マイクはサテライトスピーカーのすぐ近くに置いている。
ただしウーハーとも20cm程度しか離れていないので、ウーハーの音も拾っている。

マイクがサテライトスピーカーの傍ということもあるが、まあ思い切りドンシャリ傾向である。
500~1.1KHzの中域が相対的に落ち込んでしまっている感じだ。
これを補正するのは、イコライザに頼ることにした。
foobar2000のイコライザをこんな風に設定。

結構極端に上げ下げしているが、中域以上はましになった。
ただ、今度はウーハー部のケースが鳴るのが気になるが…。
110Hz近辺は共振しているようなので、レベルを下げている。
理想的には、こういうのを聴いて、歌い手が向かいに居るような存在感が感じられるのがいいのだが…。

ところで今週PC DEPOTをのぞいたら、BSSP21Wは1470円に値上がりしていた。
ブラックモデルがあったら買っても良いと思ったが、レッドのみだった。

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