iPad miniのカメラ機能を試す

iPad miniには500万画素のiSightカメラが搭載されている。
私の手持ちのiOS機は、初代iPadにはカメラが無く、iPod Touch 4Gも簡易的なカメラしかついていなかったので、iSightカメラは初めてだ。
というわけでちょっと試し撮りしてみた。
印象としては、オートフォーカスはちゃんと効いているし、色味も悪くない。
といって、IXYなどのコンデジに匹敵するかというと、そこまでには至らない。
とはいえblogなどにアップロードするには十分な画質だし、室内でもノイズは増えるものの、極端に画質が落ちるわけでもなかった。
画角は33度ということで、ほぼ同じ画角のm.zuiko digital 17mmと較べてみる。


E-PL2 + m.zuiko digital 17mm F2.8

この例だとPL2のほうが彩度が高くなっているが、これはケースバイケース。
iSightカメラのほうが高コントラスト、高彩度になる場合もあった。
中央部分の解像度比較。PL2のほうは、iSightカメラと同じ解像度にリサイズしている。


iPad mini

E-PL2 + m.zuiko digital 17mm F2.8

iSightカメラのほうが解像感が劣るのは当然ながら、コンデジとして考えれば悪くない線だ。
CMOSセンサのノイズも残ってはいるが、気になるほどでもない。
近距離撮影の例。それほど寄ることはできない。


iPad mini

E-PL2 + m.zuiko digital 17mm F2.8

近距離で撮影すると、iPad mini自体の影に対象が隠れてしまいやすい。
あまりお勧めの使い方とは言えない。
また、明るい屋外では、iPadの液晶は見辛いことも注意が必要だ。
ちなみにEXIFを見ると、絞りは常にF2.4固定のようだ。
その代わり、屋外でISO32、屋内ではISO250などとなっているのだが…、ずいぶん極端な低感度である。
暗いところではシャッタースピードをキープするように自動的に増感するアルゴリズムだと思われる。
また、太陽に向けたりは絶対にしないほうが良いと思う。
というわけで、iPad miniのカメラ、画質は悪くないが、あえてコンデジの代わりにするほどでもないなあ…と思った。
もちろん、アプリでフォトレタッチができるというメリットもあるにはあるが。

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