ヨドバシ秋葉店のスピーカーコーナーでは、前回書いたものはどれも同じアンプの出力を切り換えて試聴できるようになっている。
ここには、だいたいペア5万円以内の製品が並んでいる。
それよりも上のクラスのスピーカーは、隣の棚で個々にCDプレーヤーとアンプが接続されていて、個別に試聴することができる。
普及価格帯のスピーカーが今ひとつだったので、上のクラスのスピーカーのコーナーの製品を聴いてみた。
すると、やはり高いスピーカーは音が違う。
最初におっと思ったのは、これ。
どの帯域もちゃんと出ているだけでなく、輪郭がはっきりした音が前面に出てくる感じ。
低音も良い感じで出ているが、サイズの面ではちょっと大きすぎる。
また、音量を絞るとちょっと輪郭が崩れる感じもし、むしろリビングで鳴らしたいスピーカーだなと思った。
(7)ELAC BS182.2
終息商品なのか、展示品アウトレットが49,800円で出ていたので聴いてみた。
バスレフが底面にあるが、それでも奥行きがそれなりにあり、やはりPCモニタ脇に置くにはちょっと厳しいサイズだ。
音は、何だか付帯音?が多い感じがして、ちょっと好みとは違うなと思った。
調べたら世間的には評価が高いようなので、自分とは合わないということだろう。
後継はELAC BS192らしい。
(8)PIEGA TS3
このスピーカーを聴いた途端に衝撃を受けた。
磨いたような澄んだ音で、めちゃくちゃ定位が良い。
また、他のスピーカーと比べて一回り以上小さいサイズなのに、相当に低音がよく出る。
今回求めているものに最もマッチした製品だったが、値段も高い。
ペア115,800円、これでも定価からは2割引。ポイントを含めて考えても10万円を超える。
今使っているD-502Aが確か1本49800円くらいだったので、それ以上の投資だ。
値段以外には文句がつけられない状態だったが、しばらく悩んでみることにした。
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