超小型ながら高音質なスピーカー、PIEGA TS3。
購入するに至った経緯はこちらのほうに書いた。
PCオーディオ向けスピーカー探し(1)|iPod shuffle研究所
秋葉原で購入して、手持ちで運んできたが、意外と重く、結構疲れた。
箱はこんな感じで、スピーカーのサイズを考えるとずいぶん大きいなと思ったが、開けてみたら2まわり分くらいを緩衝材が占めていた。
とりあえずリビングのONKYO D-502Aの上に置いて、D-502Aと繋ぎ替えて試聴。
アンプは古いSANSUI AU-α607XR。
クラシックのピアノ曲やオーケストラ、ジャズのピアノトリオ、フュージョンなどを聴いてみた限りでは、店頭で受けた印象通りの出音だ。
やはりこのサイズとしては低音がかなり出るし、それでいて全体のバランスも良い。
もちろん低音はD-502Aに比べると余裕がない感じはあるが、タイトで安定しているので聴いていて嫌な感じはしない。
AU-α607XRが割とボリューミーな音を出すタイプなためか、中域は堂々とした鳴り方だ。
そしてなにより音がクリアで、定位はD-502Aよりも遥かに良い。
ボーカルは空間にポッと浮かぶ感じで、歌い手が等身大に感じられる。
Roland Sound Spaceのような、人工的に定位をスピーカーの外まで広げるエフェクトなどの効果もすごく良くわかる。
もともとD-502Aは、良く言えばふくよか、悪く言えば若干締まりのない音で、狭い部屋で聴くには定位感がそれほど良くなかったので、差は大きい。
そんな感じで、「良いスピーカーを買ったなあ」という満足度はすごく高い。
デスクトップに置くつもりで購入したのだが、このスピーカーをドライブするアンプをどうするか、まだ決まっていないので、それを購入するまでしばらくは、リビングでD-502Aの代理を務めることになりそうだ。
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