スピーカーはPIEGA TS3を購入して大満足なのだが、これに組み合わせるアンプはまだ決まっていない。
当初の目論みでは、安いデジタルアンプで良いかと思っていたが、スピーカーが大分高級なものになってしまったので、流石に5,000円のアンプではバランスが悪い気がしてきた。
デジタルアンプが悪いというわけではないのだが、以前のDigiFiのおまけのUSB DAC付きアンプは力不足だったので、価格的にも、少し上のものにした方が安心な気がする。
DigiFi Vol.7のUSB DACを試す|iPod shuffle研究所
音質の7〜8割はスピーカーで決まるが、残りの部分のほとんどはアンプだ。
それなりのものを選ばないとスピーカーが勿体ない。
といっても、価格的なバランスとしては、せいぜい5万円までというところか。
12万円のスピーカーに対してアンプが5万円なら、7:3くらいの比率になるから、まあこんなものだろう。
値段よりも、実はサイズが問題で、デスクトップにフルサイズのコンポを置くわけにも行かない。
また、ハーフサイズのコンポは意外と奥行きが大きいという問題もある。
例えばONKYOのA-933は評判が良いが、幅は275mmとまあまあ小さいものの、奥行きが328mmもある。
ちなみにこのアンプは、秋葉原のヨドバシカメラでELAC BS53.3などいくつかのスピーカーを聴けるようになっていたが、確かになかなか良い音だった。
ケンウッドのR-K731も幅245mm、奥行き309mmで、それほど小さくはない。
CD、チューナーが内蔵されているが、自分の場合、これは不要だ。
希望としては、奥行きは300mm、幅は250mmくらいが限度。
できればもう一回り、小さくなってほしいところだ。
小型のアンプとなると、やはりデジタルアンプが有利だが、それほど種類は多くない。
中華デジタルアンプが人気なのも、このあたりに一つの理由がありそうだ。
なお、大抵のデジタルアンプはUSB接続ができるようになっていて、便利そうではある。
ケンウッドの、ちょっと古い製品になるがKAF-A55。
これは非常に小さい。幅170mm奥行き140mmだ。
そして約2万円と手頃な値段。
これはシステムコンポのA-55のアンプ部分ということだが、音質はなかなか評判は良いようだ。
A55の対立候補として、よく引き合いに出されるのがTEACのA-H01。
サイズは幅215mm奥行き258mm。
こちらは約3万円で、発売から1年というところで割と新しい。
そのためか、DACは24bit192KHzまで対応している。
デノンは、最近システムコンポ「Fシリーズ」を出したが、その中のアンプ部分がDRA-F109。
幅250mm、奥行き283mm。
価格は2.5万円と、A55とA-H01の中間だ。
入力は同軸とToslinkとアナログで、USBは無し。
そしてなぜかAM/FMチューナー内蔵。
国内の有名メーカーの製品はこんな感じだが、もう少し視野を広げると、スピーカー同様にアンプも様々な選択肢がある。
そのあたりは、次回に続く。
なお、余談だが、最近はネットワークオーディオに各社が意外に力を入れているようで、ちょっと驚いた。
フルサイズのコンポは各社とも発売しているし、ハーフサイズなら、ONKYOのCR-N755、マランツのM-CR603、デノンのRCD-N8、TEACのCR-H700などがアンプまで一体になっていて、スピーカーさえ繋げば音が出せるようになっている。
サーバーはLinkStationが使えるので、そのうちリビングにもネットワークオーディオを導入してみようか…と思った。
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